総務常任委員長報告
委員長 宮原 真一
総務常任委員長の報告をいたします。
9月22日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、9月27日及び28日の両日、委員会を開催し、「佐賀県消防学校」「自治修習所レナセル」及び「警察学校」への現地視察を含め慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第42号議案中本委員会関係分 、甲第44号議案 、甲第45号議案 、乙第58号議案及び乙第62号議案、以上5件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、乙第67号議案「公安委員会委員の任命について」、乙第68号議案「監査委員の選任について」をそれぞれ採決した結果、全会一致をもってこれに同意することにいたしました。
続いて、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
まず、県立大学関係として、大学の設置に関して、
◎ 大学設置の背景・目的とこれまでの議論及び設置場所の考え方と検討状況並びに今後のスケジュール
◎ 大学設置による県財政への影響と費用対効果及び運営に係る地方交付税の将来の見通しと削減された場合の対応
◎ 中央教育審議会への諮問事項
◎ 教育関係者との協力状況
大学の教育内容等に関して、
◎ 学部・学科の概要と学生の確保策
◎ 大学院設置の意図とリカレント教育や図書館の想定
◎ 公立大学の役割と育成人材のイメージ
◎ 県立大学附属コースの概要と附属高専についての考え方
◎ 大学の周知や海外留学制度についての考え方
その他、
◎ 県民座談会の内容と開催の狙い
◎ 県内大学への進学率向上による周辺大学への影響や卒業後の県内就職に向けた取組み
◎ 大学設置に向けた11月議会に提出予定の議案内容
◎ 県立大学を政策主導で進めていくことに対する認識
などの質疑が行われました。
次に、その他所管事項一般としては、
◎ 佐賀駐屯地（仮称）の早期整備に向けた県の考え方と今後の向き合い方
◎ 原子力災害に関する避難所等の周知状況や災害に臨む県のスタンス
◎ キャッシュレス決済普及の取組
◎ 核燃料税の税率引き上げに伴う電気料金への影響
などの質疑が行われました。
最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1 財政確立について
1 政策の企画・調整について
1 危機管理・報道行政について
1 総務行政一般事項について
1 警察行政について
以上5件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。