少子化に伴う大幅な生徒減少や社会の変化、生徒・保護者のニーズの多様化等に対応し、何よりもこれから高等学校で学ぶ子どもたちにとって望ましい教育環境の整備・確保に努める必要があることから、県教育委員会では、県立高校の再編整備に取り組んでいるところです。
具体的には、まず、平成13年度に佐賀県県立高等学校再編整備審議会において県立高校の再編整備についての基本的な考え方を検討し、平成14年2月に、「生徒減少期における佐賀県立高等学校の再編整備について（答申）」を公表しました。その後、平成14年10月には、この答申を踏まえ、佐賀県立高等学校再編整備第一次実施計画を、また、平成15年7月には、実施計画に対する検討結果の取りまとめを策定、公表しました。
この中で、引き続き検討を行うこととした専門高校グループの再編計画については、具体的な学校像などの検討を行うとともに、地域などからの意見・要望等も参考にしながら、平成16年11月に専門高校等の再編計画案を公表しました。この計画案については、パブリック・コメント（県民意見提出手続）を実施するなどして、平成17年2月の教育委員会において専門高校等の再編計画（関連リンク参照）を決定しました。
なお、本県では、はじめてとなる再編統合による新高校として、平成17年4月、佐賀県立唐津青翔高等学校（関連リンク参照）が開校しました。