地域交流・県土整備常任委員長報告
委員長 青木 一功
地域交流・県土整備常任委員長の報告をいたします。
6月21日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、6月26日及び27日の両日、委員会を開催し「県営住宅山崎団地」、「高島小学校」及び「高島児童寮」への現地視察を含め慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第35号議案中本委員会関係分、甲第36号議案及び乙第42号議案、以上3件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見の概要を申し上げます。
1 江藤新平復権プロジェクトの実施にあたり若年層も含め引き続き認知度向上に取り組まれたい。
との意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 地域交通の現状及び持続可能な移動手段の維持・確保に向けた今後の取組み
◎ 県への移住者の現状と移住希望者への支援及び今後の取組み
◎ 九州佐賀国際空港の利用状況及び羽田便増便や滑走路延長の取組み
◎ 九州新幹線西九州ルートを巡る三者意見交換の内容と国を交えた四者協議を否定する理由及び南回りルートに対する県の認識
◎ 整備新幹線における西九州ルートの位置づけや現状の受け止め
◎ SAGA2024国スポ・全障スポの取組状況及び大会後のスポーツ文化の裾野拡大に向けた取組み
◎ SAGAアリーナの評価と今後の活用の見通し及び管理運営の状況
◎ 県内建設業の担い手の確保や育成状況及び今後の取組み
◎ さがみどりの森スクエアの整備目的と利用料金設定の考え方及び野球専用練習施設の整備の必要性
◎ 近年の浸水被害と晴気川の河川整備状況及び今後の浸水対策の取組み
◎ 土砂災害の発生状況と危険箇所の整備状況及び今後の防止対策
などの質疑が行われました。
最後に、2月定例会から引き続き審査中の
1 地域交流行政について
1 文化・スポーツ交流行政について
1 県土整備行政について
1 災害対策について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、地域交流・県土整備常任委員長の報告を終わります。