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農林水産商工常任委員会 県外視察(令和6年7月)

最終更新日:

農林水産商工常任委員会 県外視察の概要(令和6年7月9日~11日)

東北農林専門職大学
東北農林専門職大学
(山形県新庄市)
株式会社シェルター
株式会社シェルター
(山形県山形市)
【東北農林専門職大学の概要】
 東北農林専門職大学は、令和6年4月に開学した東北初となる山形県立の農林業系専門職大学です。農林業の生産や経営等に係る知識と理論に裏付けられた技術、地域活性化に向けた課題解決の実践的手法、関連分野の知識(加工・販売、建築、観光等)などを学べます。また、講義だけでなく、先進農林業経営体での3年間計90日の実習をはじめとした豊富な実習を行うことによって理論と実践をバランス良く学び、将来の日本をけん引する農林業経営者等の養成に取り組まれています。
 当日は東北農林専門職大学の概要について説明を受けた後に質疑応答を行い、その後当専門職大学のキャンパス内を視察しました。
【株式会社シェルターの木構造技術と取組】
 株式会社シェルターは1974年に創業されて以来、接合金物構法「KES構法」や「木質耐火部材 COOL WOOD」、「曲線・ひねり部材 FREE WOOD」などの先駆的な技術を開発され、大規模木造建築はもとより、高層の木造ビルや芸術的な木造空間といった様々なプロジェクトに挑戦し続けられています。また、地球規模の気候変動への解決策や人々が心身ともに豊かに暮らすことができる環境をつくるために、木造建築によって「都市(まち)に森をつくる」事業を推進されており、「木造都市」の実現を目指されています。
 当日は株式会社シェルターの木構造技術と取組みについて説明を受け、その後質疑応答を行いました。
白鷹町まちづくり複合施設
白鷹町まちづくり複合施設
(山形県西置賜郡白鷹町)
ながめやまバイオガス発電所
ながめやまバイオガス発電所
(山形県西置賜郡飯豊町)
【白鷹町まちづくり複合施設の概要】
 白鷹町役場庁舎と中央公民館の老朽化、耐震上の課題、西置賜行政組合消防署白鷹分署の改築計画が同じタイミングで浮上したのを機に、『町民の「あんぜん、あんしん」、自然の木をいかし環境に「やさしい」施設』を基本的な理念とし、町民の交流や地域活性化を促進する拠点として設計され、2020年に竣工されました。当施設では白鷹町産スギ材がふんだんに使用され、令和2年度木材利用優良施設コンクールで内閣総理大臣賞を受賞されています。
 また、白鷹町では、「白鷹町森林(もり)とつながる暮らしビジョン」を策定されるなどして、総合的に森林・林業・木材産業の活性化を図られています。
 当日は白鷹町まちづくり複合施設について説明を受けた後に質疑応答を行い、その後当施設の視察を行いました。
【米沢牛の糞尿を利用したバイオガス発電】
 ながめやまバイオガス発電所は、日本初となる「肉牛」の排せつ物を利用して電気を生み出す発電所です。当施設は産業廃棄物である牛の排せつ物を資源として活用し、クリーンなエネルギーに変え、発電所で40日間ほど発酵して発生させた「メタンガス」により、電気・熱等を生産し、再び地域に還元しています。また、排せつ物は畜舎からパイプラインで発電所に移送することで、臭気を大幅に軽減しています。日本三大和牛のひとつである「米沢牛」の一大産地である飯豊町の、牛ふん処理と臭気対策という地域課題解決に取り組まれるとともに、地域資源を生かしたエネルギーの自給に取り組まれています。
 当日は米沢牛の糞尿を利用したバイオガス発電について説明を受けた後に質疑応答を行い、その後当施設の視察を行いました。
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