【白鷹町まちづくり複合施設の概要】 白鷹町役場庁舎と中央公民館の老朽化、耐震上の課題、西置賜行政組合消防署白鷹分署の改築計画が同じタイミングで浮上したのを機に、『町民の「あんぜん、あんしん」、自然の木をいかし環境に「やさしい」施設』を基本的な理念とし、町民の交流や地域活性化を促進する拠点として設計され、2020年に竣工されました。当施設では白鷹町産スギ材がふんだんに使用され、令和2年度木材利用優良施設コンクールで内閣総理大臣賞を受賞されています。 また、白鷹町では、「白鷹町森林(もり)とつながる暮らしビジョン」を策定されるなどして、総合的に森林・林業・木材産業の活性化を図られています。 当日は白鷹町まちづくり複合施設について説明を受けた後に質疑応答を行い、その後当施設の視察を行いました。 | 【米沢牛の糞尿を利用したバイオガス発電】 ながめやまバイオガス発電所は、日本初となる「肉牛」の排せつ物を利用して電気を生み出す発電所です。当施設は産業廃棄物である牛の排せつ物を資源として活用し、クリーンなエネルギーに変え、発電所で40日間ほど発酵して発生させた「メタンガス」により、電気・熱等を生産し、再び地域に還元しています。また、排せつ物は畜舎からパイプラインで発電所に移送することで、臭気を大幅に軽減しています。日本三大和牛のひとつである「米沢牛」の一大産地である飯豊町の、牛ふん処理と臭気対策という地域課題解決に取り組まれるとともに、地域資源を生かしたエネルギーの自給に取り組まれています。 当日は米沢牛の糞尿を利用したバイオガス発電について説明を受けた後に質疑応答を行い、その後当施設の視察を行いました。 |