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総務常任委員会 委員長報告(令和6年9月定例会)

最終更新日:
 

議案等の審議結果

総務常任委員長報告
委員長 中村 圭一

 総務常任委員長の報告をいたします。
 9月20日の本会議におきまして本委員会に付託されました議案、及び継続審査中の事件につきまして9月26日及び27日の両日委員会を開催し県立大学設置予定場所である「佐賀総合庁舎とその敷地」への現地視察を含め慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
 まず、採決の結果を申し上げます。
 甲第38号議案中本委員会関係分について採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
 次に、甲第39号議案、甲第40号議案、乙第44号議案及び乙第49号議案、以上4件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
 次に、乙第53号議案「教育委員会委員の任命について」、乙第54号議案「公安委員会委員の任命について」、乙第55号議案「公害審査会委員の任命について」をそれぞれ採決した結果、全会一致をもってこれに同意することにいたしました。
 続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見の概要を申し上げます。
1 県立大学の整備により県内企業の受注機会が確保できるよう努められたい。
1 佐賀総合庁舎に入居する外郭団体の転居や移転先への入居に伴う費用負担について検討されたい。
1 佐賀総合庁舎の施設改修にあたり積載荷重や電力設備等については文部科学省の基準だけではなく将来的な利用を見越して検討されたい。
との意見が出されました。
 次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
 まず、県立大学の設置予定場所である佐賀総合庁舎関係として
◎ 佐賀総合庁舎の選定経緯とその理由及び専門家チームの意見並びに他の候補地の概要と選定に至らなかった理由
◎ 県の未利用財産の管理費用と候補地検討の有無◎佐賀平野北縁断層帯にかかる危機管理上の県の考え
◎ 佐賀総合庁舎施設の劣化状況やバリアフリー法への適合状況及び耐震性やアスベスト使用の有無並びに改修に関する県の認識
◎ 佐賀総合庁舎内現地機関等の移転にかかる利用者の利便性確保と利用者からの意見聴取
◎ 佐賀中部農林事務所の佐賀市大和支所への移転の経緯と材料試験センターの移転に伴う予算計上の目的や内容
◎ その他の現地機関等の移転先とスケジュール及び費用負担の検討状況
 次に、県立大学の広報・広聴関係として
◎ 県民への不断の広報の必要性
◎ 一期生となる学年への広報及び若い世代や保護者への意見聴取の方法と意見の内容並びにフィードバックの取組み
◎ 広報パンフレットの配布先及び県民への周知方法
◎ 佐賀総合庁舎の近隣施設等の反応や佐賀市議会からの反応
◎ 私立大学や各種学校、各種団体などの意見の内容と経済五団体からの要望内容及び佐賀市以外の市町への意見聴取や調整状況
◎ 県立大学設置にかかる県民の意見に対する県の受け止め
 次に、県立大学の整備関係として
◎ 「省エネやユニバーサルデザインに配慮した計画」の具体的な内容や配置計画の考え方
◎ 周辺の県有施設や市有施設の活用方法及び課外活動に必要なスペース確保の見通し並びに学生の交通手段や自転車対策
◎ 県立大学の整備にかかる補正予算の概要と積算根拠
◎ 佐賀総合庁舎の改修内容と新校舎の内容
◎ 新校舎の階数や延べ面積の想定理由及び大学院設置の考慮の有無並びに建設費
◎ 開校予定時期の遅れによる建設費への影響の有無
◎ 想定される建設費の財源と県債償還の今後の見通し及び今後の財政運営への影響
◎ 設計やコンストラクション・マネジメントの概要と業務内容及び委託理由並びに業者の選定方法と委託スケジュール
◎ 入学定員、教職員数、カリキュラム等が決定していない状況における設計予算提案の性急さと附帯決議に対する県の認識並びに開学時期を一年遅らせた理由
 次に、県立大学のその他として
◎ 県立大学と高校が連携する具体的イメージ
◎ 専門家チームからの外部資金導入の意見に対する県の受け止め
◎ カリキュラムの決定時期や教員募集の時期と方法及び既存大学の教員との連携
◎ 専任教員と講師の割合及び公立大学法人における事務職員の人数と県職員の派遣計画
◎ 定員の決定時期と学生募集の具体的なスケジュール
◎ メインキャンパスが立地する地域の特性
◎ JR佐賀駅から佐賀総合庁舎までの導線及び、車利用者の見込み
◎ 「具体化プログラム」推進事業費の使途
◎ 県立大学の存在意義や県立大学に対する県の思い
◎ 佐賀市との連携協定の概要と締結の経緯及び進捗状況と今後の予定並びに地域のまちづくりと持続可能な地域社会を支える県立大学との共生の考え方や思い
◎ 一般入試と選抜・推薦入試の比率を一対一にする理由及び県内それぞれの高校に適した推薦枠の具体的内容
◎ 人口減少下における入学生確保の見通し及び専修学校や私立大学の入学者数の現状と連携内容
◎ 指定校推薦にかかる短期大学や専修学校及び高卒人材を必要としている民間企業の経営への影響
◎ 大学設置経費を学生一人当たりに換算した場合の費用対効果
◎ 佐賀市議会全員協議会の場における県執行部の発言内容
◎ 高卒人材を即戦力として雇用したい企業への支援
◎ 国が公表している出生数の受け止め
◎ 今年の県の採用者に占める佐賀大学出身者
◎ 政策の優先順位
◎ 地方交付税交付額の決定時期
◎ 県立大学設置に向けた組織運営の在り方
◎ 県立大学の運営にかかる県の財政力の現状と将来的な財政運営の見通し
◎ 教員の配置予定数と募集方法及び県立大学の運営者
◎ 産業界の人材不足対策と福岡、長崎両県の高等教育機関の県内へのベースキャンプ設置の検討
などの質疑が行われました。
 次に、その他所管事項一般として
◎ 人事委員会における県職員へのカスハラの現状の受け止めと任命権者に対する要請内容
◎ 県職員がカスハラを受けた事例の把握方法及びマニュアル策定時期と研修並びに労働組合との協議
◎ 県警察職員におけるカスハラを受けた事例等の現状の受け止め及び今後の防止対策
◎ ガストロノミーツーリズムのこれまでの取組と成果及び今後の取組み
◎ 県における公益通報の受付窓口及びこれまでに受理した件数並びに公益通報者保護の取組み
◎ 自転車に関する道路交通法の改正に至った背景及び違反者に対する罰則適用の年齢制限の有無
◎ 県内の自転車が関係する交通事故の発生状況と特徴及びヘルメット着用率が低調な要因
◎ 自転車が関係する交通事故を防止するための今後の取組みと自転車対策に向けた県警の考え
◎ 全国の暴力団の情勢及び佐賀市中心部の繁華街における犯罪の取締まり状況
◎ 暴力団事務所が存在することの危険性
◎ 佐賀市呉服元町に所在する暴力団事務所の所有権を県暴力追放運動推進センターが取得した経緯及び、暴力団事務所撤去に向けた取組みの進捗状況
◎ 交番の新設・移設の基準と佐賀市呉服元町の暴力団事務所跡地の交番化及び、地元住民の要望の受け止めと今後の取組み
などの質疑が行われました。
 最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1 財政確立について
1 政策の企画・調整について
1 危機管理・報道行政について
1 総務行政一般事項について
1 警察行政について
 以上5件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
 以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。

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