総務常任委員長報告
委員長 中村 圭一
総務常任委員長の報告をいたします。
2月28日及び3月4日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、3月5日及び6日の両日、委員会を開催し「鳥栖駅東側エリア」及び「九年庵」への現地視察を含め慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
乙第1号議案について採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、甲第1号議案中本委員会関係分、甲第2号議案、甲第6号議案、甲第7号議案、甲第8号議案中本委員会関係分、甲第12号議案、乙第2号議案から乙第8号議案まで7件、乙第23号議案及び乙第31号議案以上15件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、乙第29号議案「佐賀県有明海区漁業調整委員会委員の任命について」、乙第30号議案「松浦海区漁業調整委員会委員の任命について」、乙第32号議案「副知事の選任について」をそれぞれ採決した結果、全会一致をもってこれに同意することにいたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見の概要を申し上げます。
1 「デジタル実証フィールド〝さが〟」については、社会課題の解決に向け、県内の市町や民間企業にも実証の横展開が広がるよう加速度的に進められたい。
1 肥前鹿島駅周辺整備事業の実施においては、目標や効果を設定し、財源確保に努め、県と地元自治体がしっかりとした連携を図るとともに、事業の立案にあたっては成果指標を取り入れたうえで公平性や地域間のバランスを考慮されるよう努められたい。
1 県立大学については、専門家チームによりブラッシュアップされてきた構想がさらに魅力的なものとなるよう努めるとともに、県民理解の醸成や幅広い合意形成のため、丁寧な情報提供に尽力されたい。
1 九年庵の条例化を契機として、県が主体となって磨き上げを行い、来場者増加の取組みに努められたい。
1 有明海漁業振興・補償基金を財源として有明海漁協が取り組む漁業振興事業に係る交付金交付要綱案が確定次第議員に共有されたい。
1 漁業被害への基金対応と漁業被害以外への一般財源対応との整合性が取れていない状況はその理由を整理されたい。
との意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
まず、佐賀空港の自衛隊使用要請への対応として、
◎ 防衛省から徴収する着陸料を基金に積み立てる理由と空港条例本則を適用した着陸料を積算できない理由
◎ 自衛隊と共用している全国の地方管理空港における着陸料免除の理由と今後の防衛施設設置への影響
◎ 基金を財源とする漁業振興事業の実施に係る要綱等の整備時期及び対象事業の範囲
◎ 個々の漁業者に資金が至るまでの流れ及び一般財源からの基金への積み増し理由と漁業被害規模の想定内容
◎ 漁業被害発生時の補償に係る防衛省の仮払い対応の可否及び県の一般財源による基金への積み増し対応の可否
◎ 目達原駐屯地所属ヘリの墜落事故での県の対応と漁業被害以外への補償に対する県の考え
◎ 駐屯地調整室の設置の経緯と理由及び組織体制の内容や自衛隊関係者配置の有無
◎ 駐屯地調整室の具体的な業務の内容
◎ 昨年十月の知事定例記者会見における情報公開の在り方に関する質疑の論点及び情報公開に関する規則の見直し理由並びに今後の開示請求に対する県の対応
◎ 九州防衛局からの提供資料を公文書と認識しなかった理由と今後の対応
などの質疑が行われました。
次に、県立大学関係として、
◎ 公立大学法人の最終的な意思決定機関とその設置時期及び外部連携を行う専門部署の体制の想定内容
◎ 客観的評価の具体的なイメージと教員確保の取組み及び国の設置認可に係るスケジュールや審査項目
◎ 県民世論調査結果の受止め及び各世代に向けた広報戦略並びに県民理解の意識醸成に向けた決意
などの質疑が行われました。
次に、肥前鹿島駅周辺整備として、
◎ 県が整備することとなった経緯や理由及び整備内容と駅に設ける機能並びに今後の施策展開
◎ 事業費の内訳や財源及び国庫補助が採択されなかった場合の対応
などの質疑が行われました。
次に、その他所管事項一般として、
◎ 九年庵の施設概要と本質的な価値や保存・活用に向けた取組み及び神埼市や関係団体との連携内容と今後の取組み
◎ 九年庵の条例化の目的や観覧料、使用料の設定根拠と収支の見通し
◎ 情報発信プロジェクト「サガプライズ!」に係る県議会に対する説明とコラボ企画による佐賀県のプロモーションへの繋がりや広告換算額以外の効果測定の方法並びに今後の事業に対する県の意気込み
◎ 市町における災害用トイレの備蓄状況と民間団体等への補助及び災害への備えに対する思い
◎ 佐賀県情報公開条例の内容や公文書の定義及び開示請求の実績と不開示の場合の理由並びに決定までの流れ
◎ 佐賀県情報公開・個人情報保護審査会の役割や組織の内容及び諮問件数と答申の内容
◎ 職員の分限免職処分に至った経緯と処分の妥当性及び今後の取組み
◎ 定年引上げによる勤務継続などの状況と役職定年制の運用状況及び定年引上げの効果と課題
◎ 管理職の欠員の発生状況とその対応状況及び重要ポストの欠員を抑える取組み
◎ 職員派遣の種類と目的及び実績並びに派遣の成果を組織に還元させるための取組み
◎ 中途採用職員のうち課長級以上の人数及び中途採用職員の活用方法及びプロパー職員を活かす組織運営
◎ 予算編成における財政課の役割と市町の財政状況なども勘案した予算編成の必要性及び財政課のあるべき姿
◎ 未利用財産の現況や売却実績及び貸付状況並びに売却や貸付の今後の取組み
◎ 警察車両の無車検・無保険事案が判明した経緯と原因及び立件しなかった理由と行政処分の有無並びに県警察の受止めと再発防止策
◎ 県内の犯罪情勢と交番・駐在所の設置基準や設置数
◎ 地域警察運営規則の改正趣旨や概要及び改正に伴う県警察の取組み並びに地域住民の安全安心の確保に向けた警察本部長の所見
◎ ニセ電話詐欺等の被害状況や地域社会における被害防止のための働きかけ及び県警察における被害防止対策と今後の取組み
などの質疑が行われました。
最後に、11月定例会から引き続き審査中の
1 財政確立について
1 政策の企画・調整について
1 危機管理・報道行政について
1 総務行政一般事項について
1 警察行政について
以上5件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。