【カンキツ栽培施設/施設園芸等農業施設における地中熱利用空調システム整備】 地中熱利用とは、地下約100メートルまでの安定した温度を活かして冷暖房などに活用される、再生可能エネルギーの一つです。果樹試験場では、重油価格の高騰や温暖化への対策として、園芸ハウス(ハウスみかん等)における地中熱利用空調システムの導入を検討しており、重油加温機との併用運転による重油削減効果の検証や制御技術の開発等に取り組んでいます。 当日は、同システムの概要等について説明を受けた後、栽培施設の視察を行いました。 | 【ゲノム育種価を活用した高能力な種雄牛の造成】 ゲノム育種価とは、遺伝子情報を調べて、牛の増体量や肉質などの生産能力がどれくらい優れているか(又は劣っているか)の程度を数値化したものです。畜産試験場では、優秀な雌牛の選定と雄子牛の選抜にゲノム育種価を活用しており、本県で初めてゲノム育種価を活用して造成された「二尺玉」は、令和7年6月に県産種雄牛として認定され、生産者からも大変注目されています。 当日は、種雄牛舎や家畜人工授精所等において説明を受け、現地の視察を行いました。 |