議案等の審議結果
高等教育機関問題対策等特別委員長報告
委員長 一ノ瀬 裕子
高等教育機関問題対策等特別委員長の報告をいたします。
人口減少下における県内の高等教育機関等のあり方、及び大学等設置、次世代の人材育成に係る環境整備等の諸問題の調査に関する件につきまして、3月12日に委員会を開催し、県立大学の検討に係る専門家チームリーダー立教大学経営学部教授山口和範氏を参考人として招致し、「県立大学構想」について意見聴取の後、参考人に対する質疑を行い、引き続いて県執行部に対する質疑を行いましたので、その過程で申し述べられましたそれぞれの主な質疑の概要を報告いたします。
まず、参考人に対しては、
◎ 一般選抜が学校推薦型選抜や総合型選抜より募集定員の割合が少ない理由とその弊害
◎ 高い熱量を持った学生に一般選抜を受験してもらえるための工夫
◎ 一般選抜枠の拡大の余地
◎ 末永く繁栄し、こどもが憧れる大学づくり
◎ 学生の熱量を測るための方策
◎ 課題解決に係る学生の共創力を高めるための取組
◎ 学生の一般選抜に対する意識の現状
◎ 公募以外による教員の採用方法
◎ 様々なターゲット層に向けた広報の在り方
◎ 探究学習や課題解決型学習に必要な教員の研修方法
◎ 高大連携や小中高連携の重要性と連携する教員の人材育成
◎ 学生に身に付けて欲しい「枠に囚われず、失敗を恐れず、実践」する能力にある「失敗」の認識
◎ 教員採用に係る供給量の現状及び教員のモチベーションの源泉
◎ 県民から応援され、全国から選ばれる大学になるための教員の充実
◎ 一般選抜や総合型選抜の実施順序と受験時期
◎ カリキュラム内容から見える専門職の現場に対してマネジメント面から貢献できる人材の具体的なイメージ
などの質疑が行われました。
続いて、県執行部に対しては、県立大学関係として
◎ 山口学長予定者の熱量や今までの大学との違いを強調した広報及び県民の意識醸成に係る今後の対策
◎ 学食、売店、部室に係る今後の検討の方向性
◎ 大学の運営費における県の負担額
◎ 学生から大学の課題解決に係る提案があった場合の受止め
◎ 学校推薦型選抜における評定が学校ごとで異なる場合の考え方と公平性及び現実的なスタンス並びに希望する人材の学校への求め方
◎ 学校推薦型選抜における合格の最低ラインの有無
◎ 佐賀県のために貢献できるPBL(課題解決型学習)の内容
◎ 地域のシンクタンク機能が佐賀県にもたらす効果
◎ 入学者の募集定員を200人から300人と幅を持たせている理由及び詳細な定員決定のスケジュール
◎ 学生に選ばれ、学生活動を充実させるための取組に対する県の見解
◎ 県が考える県立大学の強み
◎ 県立大学を設置する根本的な理由や理念
◎ 協力事業者との関わりや民間と連携し学生活動を支援するファンドの進捗状況
◎ 地域構想推進プラットフォームに係る来年度の補助金申請の見込みや進捗状況及び今後の対応
◎ 他大学と県立大学の教員の兼任にかかる身分の取り扱い
◎ 早期合格者に対する卒業までのケア
◎ 探究学習や課題解決型学習に係る大学と小中高校との連携に対する教育長の考えやイメージ
◎ 小中高校と民間企業との連携強化
この他、
◎ 県内の短期大学の現状及び短期大学が抱える課題
◎ 武雄アジア大学の入学希望者数と入学者が決定するまで公表しない理由
◎ 県内の専門学校数や在籍人数及び専門学校に対する支援内容と今後の取組
などの質疑が行われました。
最後に、人口減少下における県内の高等教育機関等のあり方、及び大学等設置、次世代の人材育成に係る環境整備等の諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、高等教育機関問題対策等特別委員長の報告を終わります。