農林水産商工常任委員長報告
委員長 弘川 貴紀
農林水産商工常任委員長の報告をいたします。
2月27日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、3月4日及び5日の両日、委員会を開催し「林業試験場」及び「窯業技術センター」への現地視察を含め慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
乙第18号議案及び乙第19号議案、以上2件の議案を一括して採決した結果、賛成者多数をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、甲第1号議案中本委員会関係分、甲第4号議案、甲第5号議案、甲第9号議案から甲第11号議案まで3件、甲第17号議案、乙第17号議案及び乙第20号議案、以上9件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見の概要を申し上げます。
1 産福連携プロジェクト事業の実施にあたっては、健康福祉部と連携を密にするとともに就労される方、一人一人の特性を理解した適切な対応を心がけ、マッチングがスムーズに進むよう県も伴走されたい。
1 コスメ国際カンファレンスについては、産業拡大のため、しっかりと取り組まれるとともにターゲットを明確にし、情報発信の目標などをあらかじめ定めたうえで戦略的に広報を実施されたい。
1 企業誘致の制度移行については、本県における将来の産業構造の変化を見据え、雇用を促進する質の高い戦略により本県の次の成長につながるよう取り組まれたい。
1 県内企業の人材確保のため、副業・兼業人材の活用推進や高校生の県内就職率の向上に向けた産業人材確保プロジェクトの各事業が複合的により効果的になるよう産業育成も含めた支援に取り組まれたい。
1 企業の農業参入の取組については、途中撤退や地域コミュニティとの不調和によるトラブルを生じさせないことはもとより、雇用された方が新技術の導入による効率化で仕事を失うことのないよう継続的に地域及び企業に関わられたい。
1 地域の農業者と農地集約を担う専門チームなどの関係者が協力し合い効率よく農地集約を進めていけるよう取り組まれるとともに初期の段階から成果を出せるよう努められたい。
1 施設園芸農業の振興対策については、取り巻く現状を踏まえ地域の関係機関の協力を受けやすくするとともに働く環境の改善や生産現場を支える労働力の確保に取り組まれたい。
1 国営土地改良事業の負担金については、農家が長年抱えてきた重い負担やその思いを踏まえ今後の農業にしっかりと活かす取組を進められたい。
1 林業の振興については、担い手不足が深刻なため人材の確保・育成とあわせて集約化による作業効率化を図り、持続的に成り立つ仕組みの構築に向けた取組を推進されたい。
との意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 県内の大学生と高校生の県内就職率の違いと県の受け止め及び県内大学生のうち、県内出身者の県内就職率の傾向に対する県の認識
◎ 県内大学生の県内就職率向上に向けた県内産業界との連携と効果及び課題の認識と今後の取組
◎ 県立大学設立による県内企業の人材確保への影響及び県立大学の協力事業所等との連携による県内就職促進施策運用の考え方
◎ 本県の地域や将来を支える人づくりなどの人材戦略
◎ 本県の新規就農者の年齢構成の特徴及び50代以上の方の就農状況や支援の必要性並びに今後の取組
◎ 本県の新規就農者の定着状況及び就農初期段階の支援や設備投資への対応並びに今後の取組
◎ 幅広い世代の就農者獲得と定着に向けた県の見解
◎ 意欲ある農業の担い手対策としての外国人材の活用や農福連携及び今後の取組
◎ 農林水産部長が農業政策に寄せてきたこれまでとこれからの想い
◎ 本県の基幹的農業従事者数及び1農業経営体当たりの経営耕地面積の10年前との違い
◎ 新規就農者数の確保・育成の取組とその成果及び農家の経営発展に向けた取組
◎ 農地の維持対策に向けた取組
◎ 主要な園芸品目である、たまねぎ、いちご、みかん、お茶の生産状況及び今後の生産振興の取組
◎ 大豆作付面積の直近10年間の推移や近年の大豆の収量と単収及び生産振興の取組
◎ 畜産飼料価格の急騰後の推移と価格高騰に対する農家への支援内容及び今後の自給飼料の生産拡大に向けた取組
◎ 筑後川や嘉瀬川ダムの送水施設の整備内容及び農家負担と償還状況並びに今後の施設の活用方法
などの質疑が行われました。
最後に、11月定例会から引き続き審査中の
1 産業労働行政について
1 農林水産行政について
以上2件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、農林水産商工常任委員長の報告を終わります。