議案等の審議結果
新幹線・地域交通問題対策等特別委員長報告
委員長 指山 清範
新幹線・地域交通問題対策等特別委員長の報告をいたします。
九州新幹線、新幹線停車駅周辺整備及び在来線、バス路線等地域交通体系に関する諸問題の調査に関する件につきまして、3月10日に委員会を開催し、九州旅客鉄道株式会社・取締役常務執行役員、松下琢磨氏を参考人として招致し、意見聴取の後、参考人への質疑を行いましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
参考人より「九州新幹線西九州ルート及び在来線について」意見聴取の後、
◎ 新幹線建設の財政負担スキームについてのJR九州の受け止め及び財政負担スキームの見直しに関する国土交通省とJR九州との協議の有無
◎ 新幹線建設に伴う並行在来線に関するJR九州の基本的なスタンスと具体的な議論の考え方及び経営分離や経営継続を判断する基準
◎ 九州新幹線西九州ルートの整備に係るJR九州の基本的な考え方及び今後の整備方針やルート並びに佐賀県との向き合い方
◎ 九州新幹線西九州ルートの開業効果に対するJR九州の受け止め
◎ 武雄温泉・長崎間の輸送密度及び旅客運輸収入の推移並びに今後の利用状況の見通し
◎ 「今後の整備新幹線の貸付のあり方に関する小委員会」の議論の受け止め及び今後の協議のあり方
◎ 佐賀県・長崎県・JR九州の地元三者トップや佐賀市長との意見交換におけるJR九州の評価及び意見交換の進め方に対する見解
◎ JR九州と九州新幹線西九州ルートの沿線自治体との対話及びコミュニケーション機会の創出
◎ JR九州における新幹線収入の比率の低さが経営に与える影響及び不動産投資の考え方
◎ JR九州の「未来鉄道プロジェクト」における鉄道事業の構造改革及び鉄道運賃値上げによる経営改善効果並びに鉄道事業における新幹線のポテンシャル
◎ 在来線の高速化の概要と経緯及び並行在来線への快速電車導入に対するJR九州の認識
◎ 並行在来線の利便性の確保と将来像及び「特急かささぎ」の運行本数の減便理由と減便に対する代替措置並びに今後の運行本数の見通し
◎ 県内の在来線ネットワーク維持に係るJR九州の方針
◎ JR九州管内の駅の無人化や合理化の影響
◎ JR九州の運転士や保線作業員の推移及び省人化・省力化の取組状況並びに社員採用の工夫と技術の継承
◎ 交通系ICカード利用環境の西九州エリアへの導入の経緯と考え方及び導入の効果に対するJR九州の受け止め並びに対応エリア外へ導入する場合の課題
◎ 筑肥線の活用策と今後の予定及びまちづくりの視点でのJR九州の鉄道事業の考え
◎ JR九州による佐賀県内の観光振興の取組
などの質疑が行われました。
最後に、九州新幹線、新幹線停車駅周辺整備及び在来線、バス路線等地域交通体系に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、新幹線・地域交通問題対策等特別委員長の報告を終わります。