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総務常任委員会 委員長報告(令和8年9月定例会)

最終更新日:
総務常任委員長報告             
委員長 西久保 弘克

 総務常任委員長の報告をいたします。
 9月10日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、9月15日及び16日の両日、委員会を開催し「学校法人佐賀龍谷学園九州龍谷短期大学」及び「佐賀総合庁舎」への現地視察を含め、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
 まず、採決の結果を申し上げます。
 はじめに、議案についての討論があり、甲第41号議案中本委員会関係分について、反対の立場から「県議会では県立大学設置事業が表明されて以降、一般質問、常任委員会、特別委員会で、延べ180人以上の議員が様々な観点から質問を行ってきた。大学を取り巻く環境は一層厳しさを増す中、県立大学設置に関する県執行部の説明は今なお十分とは言い難く、県民や県議会から真の理解が得られていない。また、多額の県民負担を伴う本事業の賛否について、知事選挙を通じて堂々と有権者たる県民の審判を仰ぐべきである。県立大学は、各都道府県の標準装備であることを理由に設置するものではなく、佐賀県にとって本当に必要であるという県民や県議会の多くの理解を持って設置するべきものと考える。」との討論がありました。
 続いて、賛成の立場から「本9月定例県議会では、県立大学問題に関して多くの議員による質問が行われ、改めて、県立大学の設置目的や意義等に関して明確に答弁がなされた。一方で、県民の理解が十分に進んでいるとは言い難いが、今回の審議において、一定程度具体的な内容の答弁がなされている。今後、その内容を積極的に広報していけば、県民や高校生などに理解が進むと確信している。県立大学の設立目的や意義を考えると佐賀県の将来世代に新たな学びの場を県内に公立で提供することは大変重要なことだと思っている。県立大学設置の実現のために、県執行部も最大限の努力をすることを求める。」との討論がありました。 
 討論の後、直ちに採決に移り、甲第41号議案中本委員会関係分について採決した結果、賛成者多数をもって原案のとおり可決いたしました。
 次に、甲第42号議案、甲第43号議案、乙第50号議案、乙第53号議案及び乙第57号議案、以上5件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
 次に、乙第58号議案「公安委員会委員の任命について」を採決した結果、全会一致をもってこれに同意することにいたしました。
 続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見の概要を申し上げます。
1 県立大学の建設財源については、今後も都度財政見通しのローリングを行い、財政の健全性を確認しながら財政運営に当たるとともに、県民の不安解消に向け、効果的な情報発信に努められたい。
との意見が出されました。
 続いて、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
 まず、県立大学関係として、
◎ 高校現場の教員への働きかけの内容や高校訪問を通じて見えてきた課題及び高校現場からの意見・助言の活用方策並びに継続的な関係づくりの進め方
◎ 高校生から選ばれる大学になるための取組内容及び大学設置認可申請の見通し
◎ 総務部による県立大学予算の今後の財政確認
◎ 県立大学の必要性及び大学のレベルに関する県民意見への見解
◎ 人材育成の方向性及び他大学との差別化に関する見解
◎ 定員充足の見通しに関する見解及び学生の県外流出に対する懸念並びにUターン支援策を優先すべきとの意見に対する考え方
◎ 運営費の見込み及び佐賀県の財政力や大学の創設に関する県民意見への見解
◎ 県民理解の割合に対する見解及び開学へのスケジュール感並びに開学に向けた政策部長の決意
◎ 県立大学の設置目的
◎ 学生が確保できると判断した根拠や県内の学生確保の見込み数
◎ 学生のレベルに関する具体的な想定及び入学試験の検討状況並びに推薦型による学生のレベルに関する見解
◎ 叡啓大学のPBL(課題解決型学習)に対する考え及び県立大学の定員規模を踏まえたPBL運営の実現性
◎ PBLに要する学生の移動費負担の考え方と運営費への影響
◎ 県内に就職する学生の目標値
◎ 学生と県内企業とのマッチングにおける課題及び県内企業育成の必要性
◎ ラッピングバスにおける広報内容の修正に要した費用及び漫画パンフレットの配布時期並びに広報内容の修正予定時期
◎ 県立大学の設置経費及び運営費の広報に対する方針
◎ 入札スケジュールや不調・不落対策の想定及び地元県内業者への発注に対する考え方
◎ 公立大学法人と直営方式による運営方式の特徴及び直営方式による運営基盤確立後の独立行政法人化の可能性並びに運営方式の決定時期
◎ カリキュラムの検討状況や最終決定の時期及び高校生や学校関係者への周知に関する考え方
◎ 教職員の採用時期及び採用予定人数と公募状況並びにリベラルアーツ教員の他大学との連携に係る協議状況
◎ 専任教員と非常勤講師の割合に係る検討状況や事務職員数の見込み及び直営方式になった場合の給料表の在り方並びに職員定数に係る条例改正の手続内容
◎ 学生募集のスケジュールや高校への情報提供の在り方及び定員の広報時期
◎ 佐賀市との連携協議の内容
◎ 建設地周辺住民への説明会で出た意見及び周辺住民との交流に関する考え並びに周辺商業施設等との連携
◎ 佐賀県税事務所移転後の状況
◎ 県民理解を促進するための今後の取組
◎ 設置場所を佐賀総合庁舎敷地とした理由及び浸水想定区域や活断層リスクを踏まえた立地の適否並びに学生の駐車場や学生寮整備への考え方
◎ 新たな建築パースに係る警察への相談状況
◎ 佐賀総合庁舎の床の耐荷重やエレベーター整備に当たってのバリアフリー法上の対応状況及び開学初年度における講義室数の過不足
◎ 空調設備の熱源と省エネルギー対策の考え方や太陽光発電の設置状況及び非常用発電機を置かない理由
◎ 設置場所について県有地の未利用財産や他大学施設の活用等の検討状況 
◎ 外部との連携強化に向けた工夫及び地域連携センター(仮称)の規模と役割並びに同センターの機能を最大化させるために検討している内容
◎ ベースキャンプの定義や役割と必要性及び県の現地機関活用の考え
◎ 第5期教育振興基本計画の内容への見解と社会人経験者の入学への考え方及び検討状況
◎ 県立大学整備とN―E.X.T.ハイスクール構想との優先順位
◎ 知の総和と文理複眼に対する考え
などの質疑が行われました。
 次に、その他所管事項一般として、
◎ 佐賀県施策方針2023に係る評価結果の受止め及び現状の課題認識
◎ 「さがの未来を語ろう2026」で出された意見の内容や見えてきた課題及び次期施策方針の策定視点
◎ 肥前鹿島駅周辺整備事業の工事の進捗状況や鹿島市との連携及び新駅舎完成後の運営体制並びにこの事業の今後の取組
◎ 肥前鹿島駅をフロントとしたスローツーリズム推進に係る担い手育成の取組状況や地域の取組内容
◎ 九州龍谷短期大学の閉学までの期間や閉学後における県との連携の在り方
◎ 県が官民連携による災害対応に取り組むことになった経緯及び連携における各主体の役割並びに平時の取組
◎ 令和8年熊本地震における氷川町への支援及び支援を通じて得られた知見と課題並びに県内災害に備えた今後の取組
◎ 県の幹部職員と現場職員との縦の連携の現状認識及び連携強化に向けた取組の必要性
◎ 県庁内の同一課内や関係課同士の横の連携の現状認識や連携を進めるための提案への考え及び連携強化に係る今後の取組
◎ 佐賀県行財政運営計画2023の目標達成状況や達成見込み及び次期目標の設定方針
◎ 県の未利用財産の現状と認識や増加の内訳
◎ 未利用財産の年間維持管理費用や計画的な処分方針及び歳入還元システムの概要と実績
◎ 未利用財産の測量と不動産鑑定に係る今年度の予算
◎ 未利用財産の売却促進に係る歳入還元システムの見直しの必要性や落札に至っていない物件の売却に向けた取組及び総務部長の見解
◎ 警察の未利用財産の増加理由と現状及び有効活用への取組
◎ DNA型鑑定不正問題に係る再発防止策の推進状況及びDNA型鑑定アドバイザーの活用方針
◎ 警察本部長の佐賀県警察に対する印象や信頼回復への取組及び警察本部長の所信
などの質疑が行われました。
 最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1 財政確立について
1 政策の企画・調整について
1 危機管理・報道行政について
1 総務行政一般事項について
1 警察行政について
以上5件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
 以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。

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