総務常任委員長報告
委員長 留守茂幸
総務常任委員長の報告をいたします。
12月8日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び請願、並びに
継続審査中の事件につきまして、12月10日及び13日の両日、現地視察を含め委員会を
開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第39号議案中本委員会関係分、甲第65号議案
から乙第69号議案まで5件、乙第77号議案、乙第80号議案、乙第81号議案、乙第84号
議案、以上10件の議案を一括して採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決す
べきものと決しました。
次に、請第15号請願「佐賀県警不祥事の再発防止を求める請願書」を採決の結果、
賛成者少数をもって不採択とすべきものと決しました。
次に、請第13号請願「私学助成の大幅増額・教育費の父母負担軽減・教育条件の改
善を求める請願書」を採決の結果、全会一致をもって採択とすべきものと決しました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の
概要を申し上げます。
1.今回の経済新生対策の実施にあたっては、効率的、効果的な事業を選択するとと
もに行財政改革を推進し、健全な財政運営に努められたい。
1.警察本部における不祥事案については公表基準を設け積極的に公表するとともに、
一連の不祥事案にけじめをつけ県民の信頼回復を図るために情報公開を早期に実施
されたい。
との意見などが出されました。
以上のほか、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げ
ます。
◎ 私立高校卒業見込者の就職確保と卒業後における未就職者対策の実施
◎ 県の公共構造物における安全対策の早期実施
◎ 厳しい経済情勢下における市町村財政の健全化対策
◎ 地域住民、玄海原子力発電所の九州電力職員及び下請業者の従業員が参加した防
災訓練の実施
◎ 県総合計画策定への取り組み
◎ 県東部県際地域の浮揚発展を図るための大筑紫都市圏構想の推進
◎ 有明佐賀空港の利用促進のための県北西部からのアクセス道路の整備と利便性確
保のための増便及びナイトステイの実現
◎ 新過疎法制定に向けた県の取り組み
◎ 少子・高齢化、国際化等社会環境の変化に対応した特定非営利活動の促進
◎ 高齢化の進展や社会経済活動の変化に対応した交通死亡事故抑止対策
◎ 凶悪化、低年齢化する少年非行に的確に対応するための少年補導員の体制強化
◎ 中・高校生を悲惨な交通事故被害から守るための自転車安全対策
◎ 自治体などの関係機関団体と協力した暴走族対策
などの質疑が行われました。
最後に、
1.財政確立について
1.総務行政一般事項について
1.企画県民行政について
1.警察行政について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査といたし
たい旨、議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。
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