平成12年6月定例県議会は、6月26日に開会し、17日間の会期を経て、7月12日に閉会した。
本定例県議会では、平成12年度一般会計補正予算案など20件の議案が審議され、知事提出議案12件、議員提出議案5件が可決された。
予算関係では、平成12年度一般会計予算に、1億2,488万7千円を追加する補正予算が原案どおり可決された結果、予算総額は、4,938億2,488万7千円 (対前年6月比0.05%増)となった。
条例関係では、県公安委員会及び警察本部長の情報公開を行うための「佐賀県情報公開条例の一部を改正する条例」など、6件の議案が原案どおり可決された。
このほか、土地利用審査会委員の任命についての議案に同意するとともに、佐賀空港公園緑地整備事業用地の取得についての議案など、4件の条例外議案も原案どおり可決された。
意見書関係では、35人以下の学級編制や教職員の配置改善の実現を強く要望する 「35人以下の学級編制の実現を求める意見書」など、5件の意見書が可決された。
青少年の健全育成、景気・雇用対策、少子・高齢対策、並びに財政、教育、農業、環境、介護保険、空港の各問題など県政全般について幅広い議論が展開された。