11月定例県議会 請願と採決状況(請第14号) 最終更新日:2010年6月13日 請第14号 不採択 35人以下学級の早期実現を求める請願書 請願趣旨 「いじめ」「不登校」「自死」や「学級崩壊」の問題に対して、保護者、教職員、そして多くの県民が危機感を抱き、その解決を切実に求めています。 この解決にあたっては、教科指導や生活指導面において、一人ひとりの子どもの個性に応じたきめ細やかな指導と子どもと教職員とが互いに、ゆとりをもって、じっくり語り合い、目をそそぎ合い信頼し合うことが必要不可欠です。 そのためには、現行の1学級40人の学級編制基準を早急に改正し、欧米先進国並みの「30人以下学級」にすることが必要であり、少なくとも当面、「35人以下学級」にすることが急務です。 子どもは国の宝であり、教育は先行投資です。21世紀を担う子どもたちが夢と希望がもてる学校、保護者や地域の人々の期待に応えられる学校を創造していくことが必要不可欠です。そのためにも、財政状況に左右されることなく、子ども一人ひとりの個性に応じた、人間性豊かなゆとりある教育を実現していかねばなりません。 そのための緊急対策として、 記の請願項目を採択していただけますよう、 お願いいたします。 請願項目 1. 佐賀県独自で35人以下学級を実現するため、県予算による実効ある措 置を講じることを求めます。 1. 政府関係機関に対し、「30人学級」 の早期実現を求める意見書を提出 されるよう求めます。 平成11年12月6日 佐賀県議会議長 宮 原 岩 政 様 請願者 佐賀市高木瀬町東高木227の1 教育会館3F 佐賀県教職員組合内 「35人以下学級を実現する佐賀県民の会」 代 表 納富一郎 紹介議員 牛嶋博明 木下治紀 伊藤 豊 増本 亨 武藤明美 宮崎泰茂