総務常任委員長報告
委員長 留守茂幸
総務常任委員長の報告をいたします。
3月8日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び請願、
並びに継続審査中の事件につきまして、3月10日及び13日の両日、委員会を
開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告い
たします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第1号議案中本委員会関係分、甲
第6号議案から甲第8号議案まで3件、乙第1号議案から乙第5号議案まで5件、
乙第24号議案、乙第25号議案、以上11件の議案を一括して採決の結果、全
会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請第2号請願「保利国家公安委員長の罷免を求める請願書」を採決
の結果、全会一致をもって不採択とすべきものと決しました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見
及び要望の概要を申し上げます。
1.大学等高等教育機関については、検討を進められ、一日も早く設立され
たい。
1.予算編成に当たっては、これまでの投資効果や国の動向を踏まえた県の
中長期の財政運営について明らかにされたい。
1.唐津・東松浦地域の市町村合併については、関係市町村において十分な
論議がなされるよう支援されたい。
1.有明佐賀空港の利用促進のため、地方路線の開設や観光客の誘致などを
推進するとともに北部九州が一体となった有明佐賀空港の振興対策を検
討されたい。
との意見などが出されました。
以上のほか、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要
を申し上げます。
◎ 小城と佐賀の土木事務所の統廃合など、県の出先機関の統廃合への取
り組み
◎ 県職員OBの再就職状況の公表
◎ 地方分権に伴う税財源の委譲
◎ 県のバランスシートの作成・公表などによる県のホームページの充実
◎ 外形標準課税の導入についての取り組み
◎ 生産森林組合に対する課税の減免
◎ 救急体制の充実
◎ 火災予防活動の一層の推進
◎ 事業の必要性等を判断するための政策評価制度確立と結果公表
◎ 太陽光発電システム設置等新エネルギーの利用促進
◎ 地籍調査の促進
◎ 国際交流団体のあり方
◎ 原子力防災訓練など今後の防災対策
◎ 県警の綱紀粛正と捜査能力等の向上に向けた取り組み
◎ 警察署の統廃合の検討
◎ 県警の情報公開の実施時期
◎ 飲酒運転の根絶対策
◎ 原子力発電所等の重要施設へのテロ対策
などの質疑が行われました。
最後に、 11月定例会から引き続き審査中の
1. 財政確立について
1. 総務行政一般事項について
1. 企画県民行政について
1. 警察行政について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審
査といたしたい旨、議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。
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