文教厚生常任委員長報告
委員長 池田義正
文教厚生常任委員長の報告をいたします。
7月4日の本会議におきまして、 本委員会に付託されました議案及び
継続審査中の事件につきまして、 7月6日及び7日の両日、 現地視察を
含め委員会を開催し、 慎重に審議いたしましたので、 その経過及び
結果について報告いたします。
まず、 採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、 直ちに採決に移り、 乙第35号議案、 及び乙第36号
議案、 以上2件の議案を一括して採決の結果、 全会一致をもって原案
のとおり可決すべきものと決しました。
次に、 所管事項一般として、 申し述べられました主な質疑の概要
を申し上げます。
◎ 介護支援専門員協議会との連携、 医師法等に抵触する身体介護や
介護報酬の返戻の解消等による介護保険の円滑な実施
◎ 認可保育所の保育料軽減や開所時間延長、 認可外保育施設の指導
等における県施策の強化
◎ バスジャック事件における反省点を踏まえた検証に基づく今後の
的確な対応
◎ 今後のダイオキシン対策
◎ 規制前の最終処分場跡地における市町村と一体となった土壌・水質
検査の早急な実施及びその全国的取り扱いの国への働きかけ
◎ 中高一貫教育導入に当たっての地域・学校間格差の発生、 入学者
選考方法、 寮設置による家庭教育への影響等の諸問題対策
◎ 学級編成基準の弾力的運用や30人以下学級編成の国への要望
◎ 生徒処分についての基準の明確化と学校情報の開示
◎ 中学・高校の修学旅行における業者選定の指導
◎ 高校の補習における謝礼についての指導
◎ 英会話や作文を重視した教育の実施
◎ 社会教育主事の市町村派遣の継続
などの質疑が行われました。
最後に、 2月定例会から引き続き審査中の
1 . 福祉保健環境行政について
1 . 教育の振興について
以上2件につきましては、 なお調査検討を要するため、 閉会中の継続
審査といたしたい旨、 議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、 文教厚生常任委員長の報告を終わります。
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