平成13年6月定例県議会は、 6月18日に開会し、 17日間の会期を経て、 7月4日に閉会した。
本定例県議会では、 平成13年度一般会計補正予算案など22件の議案が審議され、 知事提出議案11件、 意見書案6件、 決議案1件が可決された。
予算関係では、 平成13年度一般会計予算に、 6億6,462万円を追加する補正予算が原案どおり可決された結果、 予算総額は、 4,899億4,262万円 (対前年6月比0.8%減) となった。
条例関係では、 一般海域における土石採取料等の徴収に関し必要な事項を定めた 「佐賀県一般海域土石採取料等徴収条例」 など、 5件の議案が原案どおり可決された。
このほか、 請負契約の議案など、 5件の条例外議案も原案どおり可決された。
意見書関係では、 有明海の漁業環境が悪化し、 ノリ養殖が大凶作となる等漁家経営が極めて厳しい状況にあるため、 有明海の再生を期すために特別措置法の制定等、 国に対し総合的な取り組みの実施を強く要望する 「有明海再生のための水産振興総合対策に関する意見書」 など、 議員から提出された6件の意見書が可決された。
決議関係では、 ハンセン病問題の早期かつ全面的な解決を望む 「ハンセン病問題の早期全面解決に向けた決議」 が可決された。
土木、 教育、 財政、 環境、 企画、 水産、 厚生、 農政、 経済、 警察の各問題など県政全般にわたり幅広い議論が展開された。