交通対策特別委員長報告
委員長 山口隆敏
交通対策特別委員長の報告をいたします。
九州国際空港誘致、 佐賀空港の利用促進、 九州新幹線建設、
重要港湾整備、 西九州自動車道建設、 有明海沿岸道路建設に関
する諸問題の調査に関する件につきましては、 3月15日に委員会
を開催し、 慎重に審議いたしましたので、 その過程で申し述べ
られました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、 佐賀空港の利用促進関係としては、
◎ 開港から2年半を経過しての現状評価と、 東京路線の増便に
向けた取り組み
◎ 2,500メートル滑走路への拡張と、 外国からのチャーター便
受け入れ可能な施設の整備
◎ 福岡空港、 新北九州空港との機能分担への取り組み
◎ 空港の安全管理体制の充実
◎ 関係部局間の連携による産業や観光等の振興
などの質疑が行われました。
次に、 九州新幹線建設関係としては、
◎ 鹿児島ルートの整備計画と本県の負担額、 及びその完成に
よる効果
◎ 新鳥栖駅の位置決定に際しての県の対応
◎ 長崎ルートの現状と今後の取り組み
などの質疑が行われました。
次に、 重要港湾整備関係としては、
◎ 伊万里港のポートセールスの積極的な実施と、 継続的な大型
船就航に向けた水深13メートル岸壁の整備
◎ 臨港道路久原・瀬戸線等の整備状況とその完成による効果
などの質疑が行われました。
次に、 西九州自動車道建設関係としては、
◎ 取り組みが遅れている伊万里市域での唐津伊万里道路の今後
の進め方
◎ 伊万里道路と伊万里松浦道路の現状と今後の取り組み
などの質疑が行われました。
次に、 有明海沿岸道路建設関係としては、
◎ 県が整備する佐賀市から福富町までの区間の環境影響評価の
手続きや、 インターチェンジ、 アクセス道路の整備の進め方
◎ 国が整備する諸富町から佐賀市までの区間の早期完成に向け
た佐賀国道工事事務所の予算増額への県の取り組み
◎ 調査区間のままとなっている福富町から鹿島市までの区間へ
の今後の取り組み
などの質疑が行われました。
最後に、 九州国際空港誘致、 佐賀空港の利用促進、 九州新
幹線建設、 重要港湾整備、 西九州自動車道建設、 有明海沿岸
道路建設に関する諸問題の調査に関する件につきましては、 今
後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、 閉会中
の継続審査といたしたい旨、 議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、 交通対策特別委員長の報告を終わります。
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