平成13年11月定例県議会は、 11月28日に開会し、 17日間の会期を経て、 12月14日に閉会した。
本定例県議会では、 平成13年度一般会計補正予算案など39件の議案が審議され、 予算案及び条例案など26件、 意見書案3件が可決、 承認又は認定されたほか、 教育委員選任等の人事議案2件が同意されるとともに、 県民から提出された請願1件が採択された。
予算関係では、 平成13年度一般会計予算に、 36億7,906万2千円を追加する補正予算が原案どおり可決された結果、 予算総額は、 4,988億561万2千円 (対前年11月比3.5%減) となった。
条例関係では、 公的部門における緊急かつ臨時的な雇用及び就業機会の創出を図るために基金を設置するための 「佐賀県緊急雇用創出基金条例」 など、 14件の議案が原案どおり可決された。
このほか、 県事業に対する市町村負担の議案など、 7件の条例外議案も原案どおり可決された。
また、 平成12年度の歳入歳出決算、 県立病院好生館事業決算及び工業用水道事業決算の認定を行った。
意見書関係では、 牛海綿状脳症の発生原因の早期究明と万全な防疫対策の実施等を強く要望する 「牛海綿状脳症 (BSE) 対策の充実強化に関する意見書」 など、 議員から提出された3件の意見書が可決された。
農政、 経済、 土木、 厚生、 教育、 企画、 財政、 環境、 警察、 水産の各問題など県政全般にわたり幅広い議論が展開された。