産業常任委員長報告
委員長 石井秀夫
産業常任委員長の報告をいたします。
12月5日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審
査中の事件につきまして、12月9日及び10日の両日、現地視察を含め委員会
を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたし
ます。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第32号議案中本委員会関係分を採決し
た結果、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、甲第30号議案中本委員会関係分、及び乙第86号議案以上2件の議
案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決
しました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要
望の概要を申し上げます。
1.消費者が求める安全でかつ安心できる農産 物づくりのため、より一層の農
薬の適正使用を 指導されたい。
との意見が出されました。
以上のほか、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し
上げます。
◎ 中小企業の小口運転資金需要に迅速に対応するためのつなぎ資金の創設
◎ 下請け企業振興事業などの中小企業振興策の推進と中小企業基本条例の制定
◎ 県内中小企業者への官公需の受注機会の拡大
◎ 鳥栖流通業務団地整備事業の経過と現状、及び今後の分譲の見込み
◎ 「九州物流特区」構想の具体的提案内容と効果及び今後の対応
◎ 最近の観光ニーズに的確に対応した本県ならではの21世紀型の観光振興策
◎ 吉野ヶ里ニューテクノパーク用地の利活用策の検討結果と今後の取り組み
◎ 新たな「コメ政策大綱」の問題点の指摘及び安定的稲作経営確立のための今
後の県の取り組み
◎ 日本一の園芸産地づくりの推進内容、及びこれまでの成果と今後の取り組み
◎ 農業後継者の確保・育成対策
◎ 経営感覚に優れた担い手育成の観点からの農業法人化の推進
◎ 地域農業・農村活性化のための農産物直売所の積極的展開とその支援策
などの質疑が行われました。
最後に、9月定例会から引き続き審査中の
1.経済行政について
1.農業行政について
以上2件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査とい
たしたい旨、議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、産業常任委員長の報告を終わります。
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