このたび、 電力会社の損傷事故に対する虚偽記載・報告の問題が発覚したが、 原子力安全・保安院は東京電力が故障を隠していることを知りながら、 監視・点検・規制機関としての役割を果たせないでいたことから、 原子力行政への国民の不信が広がっている。
原子力発電所が立地している佐賀県民としても、 周辺住民の安全を確保していただきたく、 次の点について請願する。
請願項目
1. 原子力行政における規制緩和を認めず、 安全確保のために規制を強化するよう国に対して求めることや、 原子力利用のための開発・推進機関から完全に独立した監視・点検・規制の充分な能力と権限をもつ機関を設置するよう国に求めることを盛り込んだ意見書を提出していただくこと。
平成14年9月25日
佐賀県議会議長 宮 原 岩 政 様
請願者 佐賀市神野東4-10-38
佐賀県原発問題対策協議会
会長 真 鍋 毅
唐津市富士見町8番1号
唐津東松浦地区労働組合評議会内
玄海原発対策住民会議
会長 坂 本 洋
紹介議員 武 藤 明 美
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