平成14年9月定例県議会は、 9月17日に開会し、 18日間の会期を経て、 10月4日に閉会した。
本定例県議会では、 平成14年度一般会計補正予算案など33件の議案が審議され、 予算案及び条例案等21件、 意見書案7件が可決されたほか、 公安委員会委員任命の人事議案1件が同意されるとともに、 県民から提出された請願1件が採択された。
また、 「平成13年度佐賀県歳入歳出決算の認定について」 など3件の議案が決算特別委員会に付託され、 継続審議となった。
予算関係では、 平成14年度一般会計予算に、 17億3,359万9千円を追加する補正予算が原案どおり可決された結果、 予算総額は、 4,741億8,469万1千円 (対前年9月比4.2%減) となった。
条例関係では、 佐賀県環境基本条例の理念にのっとり、 県民参加による環境への負荷の少ない循環を基調とする社会や人と自然が共生するうるおいのある社会を形成するための 「佐賀県環境の保全と創造に関する条例」 など、 7件の議案が原案どおり可決された。
このほか、 県事業に対する市町村負担の議案など、 11件の条例外議案も原案どおり可決された。
意見書関係では、 原子力事業者のトラブル隠しに対して厳しく反省を求めるとともに、 国においても原子力の安全性に対する国民の信頼回復と安全性確保のため万全の措置を講じるよう強く要望する 「原子力事業者のトラブル隠しの真相究明に関する意見書」 など、 議員から提出された7件の意見書が可決された。
本会議 (一般質問) では、 県政全般にわたり幅広い議論が展開され、 また、 各委員会において審査が行われた。