交通対策特別委員長報告
委員長 中倉政義
交通対策特別委員長の報告をいたします。
九州国際空港誘致、佐賀空港の利用促進、九州新幹線建設、重要港湾整備、西九
州自動車道建設、有明海沿岸道路建設、国道34号の整備に関する諸問題の調査に
関する件につきまして、7月2日に委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、
その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、佐賀空港の利用促進関係としては、
◎ チャーター便の利用が減少している要因と福岡県南西部を含めた今後の利用促
進
◎ 福岡空港の代替機能と滑走路の拡張、及びその際の新たな空港整備プロセスの
あり方
◎ 需要予測の手法及び利用実績が大きく下回っている要因、並びにさらなるコス
ト削減の見込み
◎ 東京路線の増便や地方路線開設への取り組み
◎ 航空業界の統合等による競争激化が与える地方路線縮小等の影響と搭乗率保証
制度
◎ 福岡空港等との機能分担に向けた取り組み
などの質疑が行われました。
次に、重要港湾整備関係としては、
◎ 唐津港の施設整備と港湾計画改訂の手順
◎ 唐津港と博多港及び北九州港の相互連携
◎ 唐津港のウォーターフロント計画の進捗状況とフェリーふ頭の整備遅延の要因
と今後の対応
◎ 唐津港佐志地区埋立地の土地利用計画策定の必要性とその内容
などの質疑が行われました。
次に、西九州自動車道建設関係としては、
◎ 唐津道路及び唐津伊万里道路の進捗状況並びに武雄佐世保道路より遅れた要因
◎ 唐津インターの構造とアクセス道路の整備計画、及び通行料金の見通し
などの質疑が行われました。
次に、有明海沿岸道路建設関係としては、
◎ これまでの事業評価に対する県の取り組み、及び地域高規格道路の基本的考え
方
◎ 既存道路との交差の構造及びインターの数
◎ 各区間の指定状況と具体的な進捗状況、及び事業費の見込みと今後の取り組み
などの質疑が行われました。
最後に、九州国際空港誘致、佐賀空港の利用促進、九州新幹線建設、重要港湾整
備、西九州自動車道建設、有明海沿岸道路建設、国道34号の整備に関する諸問
題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されてお
りますので、閉会中の継続審査といたしたい旨、議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、交通対策特別委員長の報告を終わります。
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