有明海・玄海再生等環境対策特別委員長報告
委員長 石井秀夫
有明海・玄海再生等環境対策特別委員長の報告をいたし
ます。
廃棄物対策、自然環境保全、水産資源の確保、海洋環境の保全に関する諸問題の
調査に関する件につきまして、9月30日に委員会を開催し、慎重に審議いたしま
したので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、廃棄物対策関係としては、
◎ 菖蒲処分場建設地に生じた法面崩落の現状、安全対策の概要と今後の計画、及
び安全対策実施にかかる施設整備計画や地域振興策への影響
◎ 6月の文教厚生常任委員会で質疑が行われた廃棄物処理施設の発注に関する文
書入手の確認と県としての今後の適切な対応
などの質疑が行われました。
次に、自然環境保全関係としては
◎ 有明海の海洋環境の現状と環境保全対策
◎ 玄海海域における開発事業等に対する環境保全対策
などの質疑が行われました。
次に、水産資源の確保関係としては、
◎ 有明海における水産資源の回復のための取り組み及び漁業振興事業の実施状況
と今後の施策の展開
◎ 赤潮のノリ、貝類への影響及び珪藻赤潮対策としてのアサリ放流事業の効果
などの質疑が行われました。
次に、海洋環境の保全関係としては、
◎ 水源保全・海洋環境保全のための関係部局・関係
機関一体となった河川環境の整備及び森林環境の整備
◎ 有明海再生のため、県計画の積極的推進と関係市町村との連携強化
◎ 諫早湾干拓事業の環境への影響緩和につながる潮受堤防への防潮水門の設置
◎ 諫早湾干拓事業における中長期開門調査の早期実現の働きかけ及び事業継続の
是非
などの質疑が行われました。
最後に、廃棄物対策、自然環境保全、水産資源の確保、海洋環境の保全に関する
諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残され
ておりますので、閉会中の継続審査といたしたい旨、議長に申し出ることに決しま
した。
以上をもちまして、有明海・玄海再生等環境対策特別委員長の報告を終わります。
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