総務常任委員長報告
委員長 富﨑三郎
総務常任委員長の報告をいたします。
6月26日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査
中の事件につきまして、6月30日及び7月1日の両日、現地視察を含め委員会を
開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第27号議案中本委員会関係分、甲第28
号議案、乙第39号議案から乙第44号議案まで6件、及び乙第49号議案から乙
第53号議案まで5件、以上13件の議案を一括して採決の結果、全会一致をもっ
て原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、乙第56号議案「人事委員会委員の選任について」を採決の結果、全会一
致をもってこれに同意すべきものと決しました。
次に、乙第57号議案「監査委員の選任について」を採決の結果、全会一致をも
ってこれに同意すべきものと決しました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望
の概要を申し上げます。
1、県民満足度調査については、その対象・規模において過去に例を見ないもので
あり、その結果が活かせるよう調査の目的・項目・方法等十分検討の上実施され
たい
一、政策評価については、まず具体的目標をたて、数値による業績測定を用いて、
プラン・ドゥ・シーのサイクルにより取り組まれたい
との意見などが出されました。
次に、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 社会情勢の変化に対応した職員宿舎の今後の整備のあり方
◎ 経験等を必要とする業務の人事異動の在り方
◎ 縦割り意識の解消等県民ニーズに対応する組織体制作り
◎ 県職員の再就職及び国との人事交流の在り方
◎ 中高一貫校建設等教育課題への財政部局としての対応方針
◎ 法期限内合併に向けた県の支援策並びに合併市町村に対する権限委譲の考え方
◎ 問題を抱えた合併協議地区への積極的な対応
◎ 県民ニーズに関するマーケティング調査を行うシンクタンク設立に対する県の
対応
◎ 有明佐賀空港の貨物拠点空港としての発展に向けた、貨物利用の促進等積極的
な取り組み
◎ 九州新幹線長崎ルートの整備見直しに対する今後の県の対応並びに並行在来線
問題に対する 県の考え方
◎ 県内企業の活性化に向けたローカル発注への取り組み
◎ リース制度の導入や売却処分の促進による未利用財産の有効活用への取り組み
◎ 佐賀市議会議員選挙に係る審査申し立てに対する県選管の対応
◎ 警察業務が年々増加する中での人員不足対策
◎ 県民との連携による少年非行防止対策の推進
◎ 外国船舶による密輸事件等に対する県民の不安解消に向けた積極的な取り組み
◎ 玄海原子力発電所警戒警備の取り組み推進
などの質疑が行われました。
最後に、5月臨時会から引き続き審査中の
1、財政確立について
1、総務行政一般事項について
1、企画行政について
1、警察行政について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査といたし
たい旨、議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。
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