総務常任委員長報告
委員長 富崎三郎
総務常任委員長の報告をいたします。
12月5日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中
の事件につきまして、12月9日及び10日の両日、現地視察を含め委員会を開催し、
慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第33号議案中本委員会関係分、乙第81号
議案から乙第85号議案まで5件、乙第87号議案、乙第88号議案及び乙第90号
議案、以上9件の議案を一括して採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決す
べきものと決しました。
次に、甲第34号議案を採決の結果、全会一致をもってこれを承認すべきものと決
しました。
次に、乙第94号議案「収用委員会の委員及び予備委員の任命について」を採決の
結果、全会一致をもってこれに同意すべきものと決しました。
続いて、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 副知事、部長等の重要な職務を担うポストの兼務に対する人事のあり方の見直し
◎ 新政策チーム、総括政策監の内容及び設置の目的
◎ 客観的に評価可能な項目設定による成果主義を取り入れた人事評価への県の対応
◎ 県民の満足度を得る行政運営を行っていくために必要な職員研修への積極的な取
り組み
◎ 商工共済組合等への県庁OBの再就職の考え方と問題が起きた場合の早期実態把
握等、今後の県の対応
◎ 県庁OBの再就職の縮小等県民の感情に沿った見直しへの県の対応
◎ 佐賀市郡合併協議会の都市計画の取扱いや財 政力格差問題に対する仲裁等県の
積極的な関与及び枠組みから外れる市町村への県の前向きの対応並びに法期限後の
合併についての県の考え
◎ 国の刑務所新設の方針に対する県内市町村にる誘致活動への支援に対する県の対
応
◎ 具体的な数値目標を設定し、仮説・実施・測定のサイクルによる県民に分かりや
すい政策評価の見直し
◎ 県庁内部の政策立案機能の強化並びに佐賀経済調査協会のシンクタンクとしての
機能強化への対応
◎ 有明佐賀空港の振興策を検討する上での需要動向調査の重要性と調査実施に対す
る県の対
◎ 着陸料の軽減措置を見直し、増便等空港の活性化につながる奨励的な助成制度の
期限を定めた取り組みの検討
◎ 福岡空港等との機能分担及び有明佐賀空港の利用促進に対する取り組みの現状と
今後の対応並びに市町村への利用促進の働きかけの強化
◎ 事件が多発する年末に向けた金融機関への警戒対策等県を挙げての取り組み強化
◎ 不安が高まるテロに対する対策の現状と今後の取り組み
などの質疑が行われました。
最後に、9月定例会から引き続き審査中の
1、財政確立について
1、総務行政一般事項について
1、企画行政について
1、警察行政について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査といたし
たい旨、議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。
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