産業常任委員長報告
委員長 中倉政義
産業常任委員長の報告をいたします。
六月十七日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続
審査中の事件につきまして、六月二十一日及び二十二日の両日、現地視察を含
め委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について
報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第二十八号議案中本委員会関係分に
ついて、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決し
ました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び
要望の概要を申し上げます。
1、 一万人雇用の創出計画において、障害者雇用についても積極的に支援さ
れたい。
1、 障害者雇用対策を推進していく上で、関係機関との連携を強化されたい。
との意見などが出されました。
次に、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げ
ます。
◎ 本県の地域特性を活かした産業、成長産業の企業誘致への取り組み状況
◎ 佐賀県一万人雇用創出計画の達成状況と長期雇用創出に向けた今後の取
り組み
◎ 国内食料自給率向上を目途とした、県内農産物生産者と消費者の「顔の
見える」関係の醸成
◎ トライアル発注による県内中小企業への具体的成果と今後の計画
◎ 米麦の共同乾燥調製施設の再編整備と国庫事業の活用方策
◎ 「さがほのか」を中心とした県産いちごの生産振興と流通対策
◎ 玄海地区漁場整備、保全及び内水面漁場の振興
などの質疑が行われました。
最後に、四月臨時会から引き続き審査中の
1、農林水産商工行政について
1、生産振興行政について
以上二件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査と
いたしたい旨、議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、産業常任委員長の報告を終わります。
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