産業常任委員長報告
委員長 岸本英雄
産業常任委員長の報告をいたします。
9月25日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査
中の事件につきまして、9月26日及び9月29日の両日、現地視察を含め委員会
を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたしま
す。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第29号議案中本委員会関係分、甲第32
号議案中本委員会関係分、乙第64号議案、及び、乙第
67号議案から乙第69号議案まで3件、以上6件の議案を一括して採決の結果、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望
の概要を申し上げます。
1 佐賀商工共済協同組合の破綻問題に関して、被害組合員対応策の実施にあたって
は、個々の実情を早期に十分把握したうえで、適切に対処し、必要に応じて追加
的支援策を講じられたい。
1 佐賀商工共済協同組合の破綻について、県の説明責任を果たす意味からも、速や
かに県独自の事実解明調査を行われたい。
1 トライアル発注制度の実施にあたって、事業の継続を図るとともに事業の積極的
PRや事業募集時期の早期化に努められたい。
1 バイオマス利活用推進にあたっては、関係機関 と緊密な連携を図り、より実現
可能性のある取り組みを進められたい。
との意見などが出されました。
次に、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎歴史的観光資源を活用した観光客誘致拡大策、特に来年開館予定の歴史資料館の
活用策
◎ 被害者救済の観点からの商工共済ビルの買い取りの必要性
◎ 企業倒産の現状と中小企業者の連鎖倒産防止対策
◎ 新規事業展開の積極的支援のための元気企業 チャレンジ支援資金制度の概要と
今後の取り組み
◎ 若年者における職業意識醸成のための取り組み
◎ 産業技術学院の運営内容と募集時期の早期化
◎ 埋設農薬の現況と適切な処理
◎ 県産農産物の輸出の実態とその拡大に向けた県の対応
◎ 「佐賀牛」 銘柄確立へ向けた高品質牛の生産及び流通対策
◎ 県産農産物の生産や消費拡大につながる地産地消の積極的な推進
◎ 新たな米政策関連施策の内容と各地域における円滑な移行へ向けた今後の取り
組み
などの質疑が行われました。
最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1、経済行政について
1、農業行政について
以上2件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査といた
したい旨、議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、産業常任委員長の報告を終わります。
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