産業常任委員長報告
委員長 中倉政義
産業常任委員長の報告をいたします。
9月22日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査
中の事件につきまして、9月27日及び28日の両日、現地視察を含め委員会を開催し、
慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに裁決に移り、甲第29号議案中本委員会関係分、甲第31号議
案及び甲第32号議案中本委員会関係分以上 3件の議案を一括して採決の結果、全会
一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望
の概要を申しあげます。
1、 工業団地の整備や工業用水の確保を行うなど、企業立地ニーズに対応した取
組みを強化されたい。
との意見などが出されました。
次に、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 雇用創出と産業構造改善を促すコールセンターの誘致に向けた県の取組み
◎ 大型店出店により低迷する地域商業の活性化に向けた県の継続的支援
◎ 地域通貨の有効活用や高齢者向けの事業推進による県内商店街の振興
◎ シルバー人材センターの設置状況や県の支援状況
◎ 国の「食料・農業・農村基本計画」の見直しと、これに影響をもたらした農業
情勢の変化に対処する「さが農業・農村新世紀プラン」の見直し
◎ 有機栽培等の環境保全型農業の推進意義と推進に向けた県の普及活動や生産者
支援
◎ かんきつ振興のための国、県の事業実施状況と今後のかんきつ振興事業計画
◎ 農業大学校の県内青年農業者の確保・育成に対する貢献状況や農業関係高校
との連携のあり方
◎ やる気のある新規就農者の確保・育成に向けた関係機関との連携による就農
相談及び情報提供の推進状況
◎ 隣県優良事例をモデルとする県内林家の所得向上に向けた林業活性化対策の
あり方
などの質疑が行われました。
最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1、農林水産商工行政について
1、生産振興行政について
以上2件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査と
いたしたい旨、議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、産業常任委員長の報告を終わります。
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