県土整備常任委員長報告
委員長 竹内和教
県土整備常任委員長の報告をいたします。
3月8日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中
の事件につきまして、3月10日及び11日の両日、委員会を開催し、慎重に審議いた
しましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、
甲第1号議案中本委員会関係分、甲第9号議案中本委員会関係分、乙第48号議案
から乙第51号議案まで4件、乙第54号議案及び乙第55号議案、以上8件の議案を一
括して採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望
の概要を申し上げます。
1、佐賀市城内地区及びその周辺のまちづくりについては、地域住民の意見反映に
努め、佐賀市と十分に連携を図りながら進められたい。
1、佐賀県遺産に認定された建造物を、例えば、佐賀県遺産バンクといった形で蓄
積し、県のホームページ等での紹介など検討されたい。
1、有明佐賀空港の貨物上屋増設等の工事については、工法の検討、発注における
コンストラクション・マネジメント方式等の導入の検討など、一層のコストの縮
減を図られたい。
1、歩行者安全照明灯事業については、この制度が生かされるよう事業の積極的な
取り組みに努められ、また、今後は、県直営の照明設置なども検討されたい。
との意見などが出されました。
次に、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 社会資本整備のための公共事業予算の効率的な執行
◎ 建設業構造改革緊急対策事業における再生プログラムの内容及び今後の取組み
◎ 佐賀城下再生百年事業の内容及び松原地区整備への今後の対応
◎ 市町村による景観法の活用支援や電線類地中化による、まちづくりの推進
◎ 佐賀市水道局跡地のこれまでの経過と今後の対応
◎ 汚水処理施設の普及状況と整備目標
◎ ため池整備状況と今後の取組み
◎ 住宅供給公社の経営改革について早急な対応策の実施
◎ 北部地区新設中高一貫校の設計者選定方式の内容及び今後の進め方
◎ 県産木材を活用した木造住宅振興施策の推進
◎ 道路、河川砂防事業の整備予算編成の考え方と生活に密着した整備
◎ 九州新幹線長崎ルート整備に伴う並行在来線の運行案、沿線地域の振興策、
有明佐賀空港への影響及び県民への説明と十分な議論
◎ 佐賀ターミナルビル株式会社の経営状況及びその改善策
◎ 自衛隊の災害、救援活動訓練などによる有明佐賀空港の使用
◎ 県道佐賀川久保鳥栖線の未整備区間及び歩道整備の今後の取組み
◎ 佐志バイパスや唐房バイパスなど国道204号の早期整備
◎ 小城駅千葉公園線の整備状況と未事業化区間の今後の取組み
などの質疑が行われました。
最後に、11月定例会から引き続き審査中の
1、県土づくり行政について
1、交通政策行政について
1、災害対策について
以上3件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を
議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、県土整備常任委員長の報告を終わります。
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