有明海・玄海再生、環境特別委員長報告
委員長 楢崎 近
有明海・玄海再生、環境特別委員長の報告をいたします。
海洋環境の保全、水産資源の確保に関する諸問題の調査に関する件につきま
して、10月3日に委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その過程
で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、海洋環境の保全関係としては、
◎ 諫早湾干拓事業と有明海の漁業被害の因果関係について審査された公害等
調整委員会の裁定結果に対する県の認識
◎ 諫早湾干拓事業の中・長期開門調査の実施に向けた県から国への要請活動
◎ 有明海再生に関する佐賀県計画に基づく各種施策の取組状況及び県民協働
による取組状況
◎ 有明海漁場環境改善連絡協議会が設置された目的及び国が行う有明海再生
事業の内容
◎ 有明海再生機構の設立の経緯及び本機構の調査研究の推進
などの質疑が行われました。
次に、水産資源の確保関係としては、
◎ 玄海地区水産業の再生に関する調査研究の状況と今後の取組
◎ ノリの生産額、生産量が日本一であった平成15、16両年度の有明海の
海況、気象の状況及び現在の海況と今後の見通し
◎ 第26回全国豊かな海づくり大会を本県で開催する意義及び本大会の概要
◎ 第26回全国豊かな海づくり大会に多くの県民が参加するためのPRの方
法と今後の取組
などの質疑が行われました。
最後に、海洋環境の保全、水産資源の確保に関する諸問題の調査に関する件
につきまは、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中
の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、有明海・玄海再生、環境特別委員長の報告を終わります。
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