県土整備常任委員長報告
委員長 竹内和教
県土整備常任委員長の報告をいたします。
12月7日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審
査中の事件につきまして、12月9日及び10日の両日、現地視察を含め委員会を
開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いた
します。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後(のち)、直(ただ)ちに採決に移り、
甲第33号議案中本委員会関係分、甲第35号議案、乙第79号議案から乙第85号議
案まで7件、乙第87号議案、乙第91号議案、及び乙第92号議案、以上 12件の議
案を一括して採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げ
ます。
◎ 専門工事業者の育成に向けた県独自の評価策及び建設工事の分離発注に向
けた県の取組み
◎ 県営住宅の現状及び高齢者への対応など福祉施策等と連携した今後の整備
のあり方
◎ 城原川ダム事業の必要性や治水対策に対する流域住民の理解促進への取組
み、首長会議でのダム以外の整備手法の検討のあり方
◎ 九州新幹線長崎ルート整備計画に関する費用対効果の算定方法やその評価、
JR長崎本線存続期成会との協議状況
◎ 九州新幹線長崎ルート整備のメリット及び並行在来線問題に対する県民へ
の説明責任並びに地域負担問題等に対する県の対応
◎ 公共交通機関としての役割等を十分踏まえた並行在来線問題に対する今後
の県の対応
◎ 唐津道路やそのアクセス道路の整備状況、唐津伊万里道路の追加インター
の設置など西九州自動車道の整備促進に向けた取組み
などの質疑が行われました。
最後に、9月定例会から引き続き審査中の
1、県土づくり行政について
1、交通政策行政について
1、災害対策について
以上三件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を
議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、県土整備常任委員長の報告を終わります。
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