9月21日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中
の事件につきまして、9月25日及び26日の両日、現地視察を含め委員会を開催し、
慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第30号議案中、本委員会関係分及び甲第32
号議案、以上2件の議案を一括して、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決
いたしました。
次に、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 県内主要農産物の大都市圏への販路拡大目標の達成状況と今後の取り組み
◎ 学校給食「ふるさとの食の日」支援事業の内容と取り組み
◎ 本県農産物輸出に係る商標登録の問題と対応
◎ 県域農協合併の目的と合併後の県産農産物のブランド力向上等への取り組み
◎ パスポートセンターがエスプラッツへ移転する場合の問題点とその効果
◎ 本県産業の担い手を養成する産業技術学院の果たすべき役割と運営方針
◎ 今回の秋雨前線及び台風13号による農林水産業の被害状況と今後の対応
◎ 品目横断的経営安定対策の対象となる集落営農組織の育成状況とその法人化に対
する支援
◎ 農業におけるゆとり創造を図るための労働力補完システムの推進
◎ かんきつ類及びいちごの生産振興に対する取り組み
◎ ノリ養殖協業化の採択条件緩和による後継者育成への取り組みと今後のノリ養殖業
の振興方策
などの質疑が行われました。
最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1、農林水産商工行政について
1、生産振興行政について
以上2件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を、議長に
申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、産業常任委員長の報告を終わります。