総務常任委員長報告
委員長 岩田和親
総務常任委員長の報告をいたします。
6月22日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の
事件につきまして、6月26日及び27日の両日、委員会を開催し、慎重に審議いたし
ましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第30号議案中本委員会関係分、乙第47号議
案から乙第56号議案まで10件、及び乙第63号議案から乙第65号議案まで3件、
以上14件の議案を一括して採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしま
した。
次に、乙第70号議案「人事委員会委員の選任について」を採決の結果、全会一致を
もってこれに同意することにいたしました。
次に、乙第71号議案「監査委員の選任について」を採決の結果、全会一致をもって
これに同意することにいたしました。
次に、乙第72号議案「収用委員会予備委員の任命について」を採決の結果、全会一
致をもってこれに同意することにいたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概
要を申し上げます。
1、「総合計画2007(仮称)」の策定にあたっては、幅広く県民から意見を聞き、
計画に反映されたい。
1、「アジアのハリウッド構想」は、その名称と事業内容が乖離しており、県民の理解
が進んでいない。個々の取組事業には重要なものもあるため、事業の独立化や担当部
署の変更を検討されたい。
1、協働化テストにより、公共サービスを新たな担い手が実施する場合、その担い手を
公平で公正に選定するため、第三者機関の設置を検討されたい。
との意見などが出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し
上げます。
◎ 行財政改革緊急プログラムの見直しによる新たなプログラムの策定方針
◎ 本部制予算制度における効果的・効率的予算編成と執行
◎ 「知的立県」推進事業の内容とその効果
◎ 「ふるさと納税」に関する県の考え
◎ 市町への権限移譲の状況と今後の取組方針、及び道州制に対する県の考え
◎ さがICT(情報通信技術)利活用ビジョン等の策定方法及び県内都市部と中山間
部等との間の情報格差の解消
◎ 災害時要援護者の避難支援対策に対する県の取組み
◎ 消防団の現状と消防団員の入団促進のための県の取組み
◎ 本県の自主防災組織の現状と自主防災組織化推進のための今後の県の取組み
◎ 直接請求における署名簿の縦覧方法を、個人情報保護の観点から見直すことの必要
性に対する県の考え
◎ 森林保全に関する税制の内容と税制導入に向けた県民理解促進への取組み
◎ 財政健全化法の成立による県内市町への影響と県の対応
◎ 地域活性化協働事業の事業実施に至るまでの経過とその事業効果
◎ 県公金の運用状況と今後の公金運用の取組み方針
◎ 地域の安全・安心を確保するための、警察と防犯ボランティア団体との連携や隣県
警察との連携への取組み
◎ 人身交通事故の発生状況と交通危険箇所への対策状況
などの質疑が行われました。
最後に、5月臨時会から引き続き審査中の
1、財政確立について
1、政策の統括及び調整について
1、経営支援一般事項について
1、警察行政について
以上4件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申
し出ることに決しました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。
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