文教厚生常任委員長報告
委員長 竹内 和教
文教厚生常任委員長の報告をいたします。
文教厚生常任委員長の報告をいたします。9月25日の本会議におきまして、 本委員会に付託されました議案及び請願、並びに継続審査中の事件につきまして、9月27日及び28日の両日、現地視察を含め委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、まず、乙第79号議案を採決の結果、賛成者多数をもって、原案のとおり可決いたしました。次に、甲第37号議案中、本委員会関係分を採決の結果、賛成者多数をもって、原案のとおり可決いたしました。 次に、甲第40号議案、乙第77号議案及び乙第78号議案の3件の議案を一括して採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
次に、請第7号請願「『教育予算の確実な確保・充実』を求める請願」を採決の結果、賛成者少数により不採択となりました。
次に、請第8号請願「高齢者に負担増と差別医療を強いる、2008年4月実施の後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める意見書を県議会で採択していただくよう求める請願」を採決の結果、賛成者少数により不採択となりました。
続いて、所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ ニート問題に対する国・県のこれまでの取組みと今後の対応 ◎ 県立福祉施設等の見直しと障害者の地域移行 ◎ 後期高齢者医療制度における本人負担増への対策。制度周知への取組み。 ◎ 原子力発電所におけるトラブル及び金属劣化への対応等、原子力行政について
の県の考え方 ◎ 障害者自立支援法導入後の諸問題についての県の対応、及び見直しの要請 ◎ 生活福祉資金の貸付審査基準の緩和や生活保護制度の運用についての県の指導 ◎ 絶滅危惧種の保護や外来種規制等、環境保護対策についての県の考え方 ◎ 多重債務者対策の現状と多重債務者対策行動計画 ◎ 全国学力・学習状況調査並びに県学習状況調査の実施に当たり生じた問題と、
結果公表についての県教育委員会の所見 ◎ 県立中学校入学者選抜における抽選を廃止した場合に懸念される影響について
の、県教育委員会の所見 ◎ 「佐賀ノ顔」写真展の事業目的、期待される成果についての県の所見 ◎ 県立日の隈寮の民間委譲に伴い憂慮される諸問題への県の対応 ◎ 姉川城跡の史跡指定への取組み状況と、河川改修事業との調整
などの質疑が行われました。
最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1、くらし環境行政について
1、健康福祉行政について
1、教育の振興について
以上3件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、文教厚生常任委員長の報告を終わります。
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