文教厚生常任委員長報告
委員長 竹内 和教
文教厚生常任委員長の報告をいたします。
文教厚生常任委員長の報告をいたします。
12月5日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び請願、
並びに継続審査中の事件につきまして、12月7日及び10日の両日、委員会を
開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、討論に移り、乙第100号議案について、反対の立場から、
「心身障害者扶養共済制度の安定的な運営のためには、加入者掛金額の増額に
よらずに、国がきちんと手当てすべきである。加入者掛金額の増額は、行政の
責任による制度の充実・強化が求められる流れに逆行している」との討論が
ありました。
討論の後、直ちに採決に移り、まず、乙第100号議案を採決の結果、賛成者
多数をもって、原案のとおり可決いたしました。
次に、甲第42号議案中、本委員会関係分を採決の結果、賛成者多数をもって、
原案のとおり可決いたしました。
次に、乙第98号議案、乙第99号議案、乙第106号議案及び乙第109号
議案以上4件の議案を一括して採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決
いたしました。
次に、乙第111号議案「教育委員会委員の任命について」を採決の結果、
全会一致をもって同意いたしました。
次に、請第10号請願「教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を
求める請願」を採決の結果、賛成者少数により不採択となりました。
次に、請第9号請願「私学助成の大幅増額・教育費の保護者負担軽減・教育条件の
改善を求める請願書」を採決の結果、全会一致により採択となりました。
続いて、所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 緊急プログラム実施下の予算編成における取組み内容と、平成20年度予算
編成の考え方
◎ 子どもの保育や地域における子育て支援の現状と今後の取組み
◎ 入れ歯リサイクルについての、環境保護、国際協力及び医療福祉の観点からの
評価
◎ 佐賀県ごみ処理広域化計画の進捗状況と、各ブロックごとの課題
◎ 一般廃棄物焼却施設の焼却処理体制と、廃止された施設の解体・撤去
◎ 介護型療養病床廃止の影響への対策と、ユニット型特別養護老人ホームの整備
方針
◎ 原子力災害における医療対策及び防災訓練内容の充実へ向けた取組み
◎ 新県立病院の独立行政法人化手続きの内容と、歯科設置についての県の所見
◎ 新型インフルエンザ発生に備えた対策と、県全体の危機管理体制
◎ 通勤寮の民間移譲に伴い憂慮される諸問題への県の所見
◎ 新医師臨床研修制度の見直し及び医師確保に向けた県の取組み
◎ 学校現場におけるセクハラ・パワハラの発生状況と、発生時の対応及び発生
防止策
◎ 特別支援教育の現状と、諸課題の改善策についての県教育委員会の認識
◎ 全国学力・学習状況調査の結果分析のスケジュールと、調査結果の活用
◎ いわゆる「指導力不足教員」の現状と県教育委員会の対応
◎ 障害のある児童生徒の自立と社会参加に向けた県教育委員会の取組み
◎ スーパーティーチャー制度の早期導入と学校教育法等改正に伴う新たな職の
設置についての県教育委員会の所見
◎ 伊万里地区の高校再編計画見直しの可能性についての県教育委員会の所見
などの質疑が行われました。
最後に、9月定例会から引き続き審査中の
1、くらし環境行政について
1、健康福祉行政について
1、教育の振興について
以上3件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を
議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、文教厚生常任委員長の報告を終わります。
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