12月6日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中
の事件につきまして、12月8日及び11日の両日、現地視察を含め委員会を開催し、
慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第34号議案中、本委員会関係分、甲第35
号議案、乙第105号議案及び乙第108号議案、以上4件の議案を一括して、採決
の結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の
概要を申し上げます。
1、世界・炎の博覧会駐車場跡地の処分については、駐車場整備時の造成費、土地の
形状、有田町への無償譲渡による町道整備など、議案審査に必要な、より多くの情
報を提供されたい。
1、台風13号等により被害を受けた園芸農家の生産意欲を喚起し、今後、園芸農業
の維持・発展につながる思い切った支援策を検討されたい。
との意見が出されました。
次に、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 商店街の現状認識と商店街活性化に向けた今後の取り組み
◎ 技能五輪全国大会へ参加できるような人材を産業技術学院で育成するための取り
組み及び産業技術学院の訓練生募集方法の見直し
◎ イノシシ被害防止対策と捕獲したイノシシ肉の有効活用に対する県の考え方
◎ 米政策改革の着実な推進と、新たな需給調整システムの円滑な実施への取り組み
◎ 集落営農組織が安定的に運営されていくための今後の指導方針
◎ 台風13号による水産業被害への対応状況と、有明海の貝類資源の回復への取り
組み
◎ 林業の担い手の育成・確保と木材の需要拡大に対する取り組み
などの質疑が行われました。
最後に、9月定例会から引き続き審査中の
1、農林水産商工行政について
1、生産振興行政について
以上2件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を、議長
に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、産業常任委員長の報告を終わります。