県土整備常任委員長報告
委員長 中倉政義
県土整備常任委員長の報告をいたします。
12月5日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につまして、 12月7日及び10日の両日、 現地視察を含め委員会を開催し、慎重に審議いた しましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。 質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第42号議案中、本委員会関係分を採決の結果、賛成者多数をもって原案のとおり可決いたしました。 次に、乙第101号議案、乙第103号議案、及び乙第105号議案、以上3件の議案を一括して採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 平成二十年度予算編成の考え方、及び投資的経費の抑制による予算への影響 ◎ 橋梁など県が管理する施設において、トータルコストを最小におさえるアセットマネジメントの採用 ◎ 県内建設コンサルタント育成のためのローカル発注の推進 ◎ 佐賀市市街地周辺部の未整備農地の有効活用及び整備の促進 ◎ 城原川における野越しを活用した治水の有効性、及びダムによらない治水対策への見直し ◎ 離島航路の収支状況及び県道としての認定 ◎ 九州新幹線西九州ルートの早期整備、及びJR長崎本線存続期成会との協議状況 ◎ 九州新幹線長崎ルートの着工条件見直し状況、及び沿線自治体に対する県の姿勢 ◎ 九州新幹線長崎ルート整備に伴う佐賀県独自の費用対効果調査の必要性、及びフリーゲージトレ
インの試験の実施状況 ◎ 新県立病院へのアクセス道である有明海沿岸道路及び佐賀唐津道路の早期整備 ◎ 道路特定財源の見直しの内容、及び新たな行財政改革緊急プログラムにおける道路事業予算
の今後の見通し ◎ 唐津港臨港道路二夕子西線の整備促進、及び唐津港振興のための長年休止状態にある唐津火
力発電所の利用計画の検討
などの質疑が行われました。
最後に、9月定例会から引き続き審査中の
1、県土づくり行政について 1、交通政策行政について 1、災害対策について
以上3件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、県土整備常任委員長の報告を終わります
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