平成19年11月定例県議会　請願と採決状況（請第9号）

　今日約７，４００人もの中学・高校生が佐賀県内の私学に通っており、私学は佐賀の公教育の重要な一翼を担っている。しかしながら私学は学費などの教育条件において、公立との大きな格差が生じているのが現状である。

 　佐賀県の私学助成予算は、県当局や私学関係者の努力で生徒一人当たりの単価は、年々増額されているが、いまだ十分とは言えない。すべての子どもにゆきとどいた教育を保障していくためには、私学助成の増額による保護者の経済的負担の軽減や教育条件の改善・教育施設の充実が必要である。

 　以上の趣旨から、下記の各項目を速やかに実現していただくことを請願する。

記

　１．ゆきとどいた教育をすすめるために、教育予算を増額されたい。

　　　① 保護者の経済的負担軽減のために私学助成を拡充し、「経常費２分の１助成」を速やかに

　　　　実現されたい。

　　　② 教育環境整備の助成を拡充されたい。

　 ２．すべての子どもの就学を保障し、授業料減免制度や奨学金制度などを拡充されたい。