有明海・玄海再生、環境特別委員会
委員長 桃崎 峰人
有明海・玄海再生、環境特別委員長の報告をいたします。
海洋環境の保全、水産資源の確保に関する諸問題の調査に関する件につきまして、
3月14日に委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その過程で申し述べら
れました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、海洋環境の保全関係としては、
◎ 中・長期開門調査についての長崎県との協議、及び開門の先例である韓国の始華
湖の状況
◎ 有明海再生特別措置法の見直しの状況と、総合調査評価委員会における有明海の
再生に係る評価
◎ 諫早湾干拓調整池の管理責任の所在と水質改善に向けた今後の取組み
◎ 中・長期開門調査に向けた県の取組みとそれに対する国の対応、及び県の今後の
取組み
◎ NPO法人有明海再生機構の現状と今後の取組み
◎ 玄海に流入する河川に関する河川環境調査の状況と水質改善の要因
などの質疑が行われました。
次に、水産資源の確保関係としては、
◎ ノリ養殖における活性処理の実施基準と実施状況
◎ 水産資源の回復のための調査研究と今後の有明海の漁場保全対策
◎ 玄海沿岸域の漁場環境調査の状況と赤潮の発生状況
◎ 漁船漁業の生産量の推移と水産資源回復のための調査研究
◎ グミ除去、海底耕耘・清掃、藻場造成等の漁場環境保全対策の状況と今後の取組み
などの質疑が行われました。
最後に、海洋環境の保全、水産資源の確保に関する諸問題の調査に関する件につきま
しては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を、
議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、有明海・玄海再生、環境特別委員長の報告を終わります。
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