県立病院建設等特別委員長報告
委員長 楢崎 近
県立病院建設等特別委員長の報告をいたします。
県立病院の建設、経営、医療機関の連携、跡地の利活用に関する、諸問題の調査に関する件につきまして、3月17日に委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、県立病院好生館の建設に関しては、 ◎ 佐賀市嘉瀬地区へ移転・改築を決定した理由 ◎ 建設予定地の状況を反映した設計、及び建設工事や資材調達等における地元業者参画へ の取組み ◎ 新病院における患者のプライバシーへの配慮 ◎ 現在試算している新病院建設費の根拠と財源 ◎ 新病院の基本設計内容の検証方法、及び検証のため職員代表が参加するプロジェクトチーム設置の必要性
などの質疑が行われました。
次に県立病院の経営に関しては、 ◎ 産婦人科医師の減少後の診療内容、及び県内周産期医療体制への影響 ◎ 今回の外科の大幅な人事異動の経緯、及び学閥にとらわれない医師の確保 ◎ 医師不足の要因である新たな臨床研修制度の是正 ◎ 医師確保に係る大学医局との連携、及び佐賀大学医学部の定員増に向けた取組み ◎ 未収金の解消に向けた取組み ◎ 地方独立行政法人化へのスケジュール、及び先行事例検証の必要性
などの質疑が行われました。
次に医療機関の連携に関しては、 ◎ 産婦人科の診療体制縮小に伴う、産婦人科開業医との連携
などの質疑が行われました。
次に跡地の利活用に関しては、 ◎ 現在地での緩和ケアセンターの存続、及び好生館の歴史博物館整備の必要性
などの質疑が行われました。
最後に、県立病院の建設、経営、医療機関の連携、跡地の利活用に関する、諸問題の
調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、
閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、県立病院建設等特別委員長の報告を終わります。
|