平成20年2月定例県議会 九州新幹線・佐賀空港等特別委員長報告《委員長 末安善徳》
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平成20年2月定例県議会 |
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九州新幹線・佐賀空港等特別委員会
委員長 末安 善徳
九州新幹線・佐賀空港等特別委員長の報告をいたします。
九州新幹線建設、在来線対策、佐賀空港の利活用及びこれに関連する道路の諸問題の調査に関する件につきまして、3月18日に委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、九州新幹線建設関係としては、
◎ 九州新幹線西九州ルートが全国新幹線整備計画に位置づけられた
時期からの状況変化と西九州ルート整備の必要性との関係 ◎ 九州新幹線西九州ルート整備における長崎県の応分の負担の内容 ◎ 九州新幹線西九州ルート整備についての沿線市町の同意や県民の
理解を得ることについての県の考え ◎ 九州新幹線長崎ルート整備財源の確保、諫早~長崎間の延伸、
長崎本線沿線自治体への支援策についての県の所見 ◎ 九州新幹線長崎ルートの費用対効果・経済効果についての県独自
調査実施の必要性 ◎ 九州新幹線長崎ルートをめぐって生じた県と沿線市町との間の
溝を埋めるために県が取るべき行動 ◎ 政府・与党整備新幹線検討委員会の合意事項の内容 ◎佐賀県、長崎県及びJR九州の三者による法的根拠を持たない
基本合意に至る経緯及び合意の内容 ◎今後の建設事業費増と標準規格化への懸念
などの質疑が行われました。
次に、佐賀空港の利活用及びこれに関連する道路関係としては、
◎ 九州新幹線西九州ルート整備が有明佐賀空港利用者数に与える
影響についての県の所見と、空港の収支改善に向けた取組みの内容 ◎ 広域幹線ネットワークの整備目標達成の見込みと緊縮財政下での
道路整備・維持管理についての県の方針
などの質疑が行われました。
最後に、九州新幹線建設、在来線対策、佐賀空港の利活用及びこれに関連する道路の諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。 以上をもちまして、九州新幹線・佐賀空港等特別委員長の報告を
終わります。
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