今日約7,300人もの中学・高校生が佐賀県内の私立学校に通っており、私立学校は佐賀県の教育の重要な一翼を担っている。しかし、学費などの教育条件において、私立学校と公立学校との間には大きな格差が生じているのが現状である。
佐賀県の私学助成予算は、県や私学関係者の努力で、生徒一人当たりの単価は、年々増額されてきたが、いまだ十分とは言えない。教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を保障していくためには、私学助成の増額による保護者の経済的負担の軽減や教育条件の改善・教育施設の充実が必要である。
以上の趣旨から、下記の各項目を速やかに実現するよう請願する。
1. ゆきとどいた教育をすすめるための教育予算の増額
(1) 保護者の経済的負担軽減のための、私学助成の拡充及び「経常費2分の1助成」
の速やかな実現
(2) 教育環境整備への助成の拡充
2.すべての子どもへの就学の保障並びに授業料減免制度及び奨学金制度などの拡充
請願者 佐賀市与賀町78番地
佐賀清和中学・高等学校教育振興会
会長 大宅 公一郎 外5団体
紹介議員 全議員
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