平成20年6月定例県議会 県土整備常任委員長報告《委員長 土井敏行》 最終更新日:2010年6月13日 平成20年6月定例県議会 県土整備常任委員長報告 委員長 土井敏行 県土整備常任委員長の報告をいたします。 7月7日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、7月9日及び10日の両日、現地視察を含め委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。 まず、採決の結果を申し上げます。 質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第32号議案中本委員会関係分、甲第34号議案、乙第47号議案、及び乙第50号議案、以上4件の議案を一括して採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。 続いて、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。 ◎ 松浦川に合流する半田川等の県管理河川における堤防の伐採の現状、及び海に流出するゴミ対策 ◎ 唐津港の水深9m岸壁と緑地整備についての進捗状況、及び今後の見通し ◎ 佐賀唐津道路整備に関する厳木バイパス等の進捗状況と今後の見通し ◎ 資材価格の高騰を踏まえた、建設工事請負契約における「単品スライド」条項の適用と取組み ◎ 公共事業の減少に伴う建設業者数の現状、及び今後の対応 ◎ 公共事業予算における総額調整ルールの導入による影響、及び今後の直轄事業負担金の見通し ◎ 「佐賀県中長期道路整備計画」の見直しの必要性、及び厳しい予算の中での道路整備の進め方 ◎ 入札参加資格評定における「順位制方式」導入の背景とメリット・デメリット ◎ 「総合評価落札方式」における審査体制の現状と問題点 ◎ 「経営事項審査制度」において申請者の負担となる「工事内容や下請発注状況」の記載理由 ◎ 九州新幹線西九州ルートに関する白石町及び太良町への地域振興策実施の根拠 ◎ 市街化調整区域内の開発に関する基本的な考え方、及び新たな宅地開発の可能性 ◎ 巨勢川調整池の残土処分に関する県の認識、及び今後の取組み ◎ 国道34号線鳥栖市村田町交差点、及び県道佐賀川久保鳥栖線乗目交差点における交通渋滞への取組み ◎ 新産業集積エリアの整備に関連した、県道中原鳥栖線における鳥南橋改修の必要性 ◎ 地域の防災活動等の地域貢献を考慮した地元建設業者の育成 などの質疑が行われました。 最後に、2月定例会から引き続き審査中の 1.県土づくり行政について 1.交通政策行政について 1.災害対策について 以上3件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。 以上をもちまして、県土整備常任委員長の報告を終わります。