続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の
概要を申し上げます。
1、佐賀商工共済問題で、訴訟を提起していない被害者への給付金支給に際しては、
県は新聞やテレビを活用するなど、被害者に対する周知に努め、支給事務に遺漏が
ないよう対応されたい。
との意見が出されました。
次に、所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 農業、水産業、商工業での原油価格高騰対策
◎ 有田窯業大学校の四年制課程新設に向けた準備状況と今後の取組み
◎ 本県の経済・雇用情勢、非正規雇用実態調査の結果、及び正規雇用に向けた取組み
◎ 県東部地区から産業技術学院への新規学卒者の入校状況とポリテクセンターとの
役割分担
◎ 汚染米問題に関する国の責任とミニマム・アクセス米の輸入中止に向けた国への
働きかけ
◎ 本県の食料自給率の推移、及び米の消費拡大と信頼性確保に向けた取組み
◎ 農産物輸出における生産者が実感できる成果、国内市場への波及効果と今後の取組み
◎ 伊万里・有田焼、及び諸富家具の産地再生に向けた課題への取組みと今後の事業展開
◎ 水田農業経営の安定、及び地産地消の推進のための農産物直売所に対する支援の取組み
◎ 施設園芸における省エネルギー対策、ハウスみかん対策、及び新たな園芸振興事業の
取組み
◎ 配合飼料価格の高騰による畜産経営への影響と経営安定化に向けた取組み
◎ 唐津地区におけるキャトルステーションの整備、及び肥育素牛の生産拡大に向けた
取組み
◎ 玄海地区における海砂採取の許可に際し、地元漁業者の声を十分反映させるための
取組み
◎ 新しい放流魚種の技術開発と藻場造成状況、及び玄海地区漁船漁業振興への今後の
取組み
などの質疑が行われました。
最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1、農林水産商工行政について
1、生産振興行政について
以上2件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を、議長
に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、産業常任委員長の報告を終わります。