総合交通対策特別委員会
委員長 指山 清範
総合交通対策特別委員長の報告をいたします。
九州新幹線建設、在来線対策、離島等生活交通対策、佐賀空港の利活用及び主要幹線道路に関する諸問題の調査に関する件につきまして、12月16日に委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。
まず、九州新幹線建設関係としては、
◎ 博多~長崎間の所要時間短縮と長崎ルート開通後の影響、及び県南西部の地域振興策
◎ フリーゲージトレインの開発状況と山陽新幹線への乗り入れの根拠
◎ 九州新幹線長崎ルートの整備に関連して、今後新たに発生することが見込まれる県負担額
◎ 九州新幹線長崎ルート開業による県内への経済効果の試算見込み
などの質疑が行われました。
次に、佐賀空港の利活用関係としては、
◎ 国際チャーター便の運航状況と国際定期便の誘致による特色ある空港づくり
◎ イベント実施等による魅力ある空港づくりと有明佐賀空港の将来の姿
◎ 東京便の増便理由、これを実現した戦略と取組み、及び今後の戦略
◎ 夜間貨物便に関するこれまでの利用促進の取組みとその成果、及び今後の戦略
◎ 有明佐賀空港の収支均衡に向けた取組状況
◎ 羽田空港の新滑走路供用開始を見据え、有明佐賀空港における更なる増便実現のため、今後目標とする搭乗率
などの質疑が行われました。
次に、主要幹線道路関係としては、
◎ 道路予算に占める主要幹線道路整備費の割合と広域幹線道路ネットワークの整備
◎ 大川佐賀道路をはじめとする有明海沿岸道路の現在の整備状況と今後の事業予定
◎ 有明海沿岸道路へのアクセス道路となる東与賀佐賀線等の進捗状況と今後の見通し
◎ 道路特定財源の一般財源化の影響と今後の道路整備促進に向けた取組み
◎ 国道203号のバイパスとして整備されている佐賀唐津道路の全線開通の見込み
などの質疑が行われました。
最後に、九州新幹線建設、在来線対策、離島等生活交通対策、佐賀空港の利活用及び主要幹線道路に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、総合交通対策特別委員長の報告を終わります。
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