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文教厚生常任委員長報告
委員長 峰 達郎
文教厚生常任委員長の報告をいたします。
6月23日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び請願、並びに継続審査中の事件につきまして、6月26日及び29日の両日、現地視察を含め委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第37号議案中、本委員会関係分、甲第38号議案、甲第39号議案、乙第46号議案から乙第49号議案まで4件、乙第53号議案から乙第56号議案まで4件、以上11件の議案を一括して採決の結果、全会一致をもって、原案のとおり可決いたしました。
次に、請願についての採決に移り、請第三号請願「玄海原子力発電所3号機でのプルサーマル実施延期を求める意見書採択に関する請願」を採決の結果、賛成者少数により不採択となりました。
次に、請第四号請願「玄海原発3号機の2009年度プルサーマル実施延期を求める意見書提出に関する請願」を採決の結果、賛成者少数により不採択となりました。
次に、請第五号請願「九州電力玄海原発3号機へのプルサーマル導入の延期を求める請願」を採決の結果、賛成者少数により不採択となりました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概要を申し上げます。
1、自殺対策については、その原因・動機など現状の把握に努め、自殺予防に対応する人材の養成や相談体制の整備を図ることにより、県内の自殺者0を目標としてしっかりと取り組まれたい。
との意見が出されました。
次に、所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ プルサーマル計画の見直しと玄海原発でのプルサーマル導入の実施延期
◎ タミフル耐性季節性インフルエンザに対するタミフルの有効性と出現した場合の県の対応
◎ 県立病院好生館の移転及び独立行政法人化の再考と医師確保を含む今後の収支改善対策
◎ 児童虐待が起こる背景・要因と児童虐待防止に向けての県の取組み
◎ 特定疾患治療研究事業の対象外の難病患者に対する県独自の支援
◎ 医療療養病床の削減を定めた佐賀県医療費適正化計画の課題
◎ 学習指導要領の改定に伴う理科教育の設備整備の必要性と今後の理科教育充実に向けて
の県の取組み
◎ 中高一貫教育を導入した香楠(こうなん)中・鳥栖高の施設整備の現状と課題
などの質疑が行われました。
最後に、2月定例会から引き続き審査中の
1、くらし環境行政について
1、健康福祉行政について
1、教育の振興について
以上3件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、文教厚生常任委員長の報告を終わります。
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