平成21年2月定例県議会　請願と採決状況（請第2号）

　2005年度より県独自予算で実施されている、小学校 1 ・ 2 年生の 35 人以下学級（TTとの選択制）も 4 年目を迎え、実施校においては、「子どもたちが落ち着いてきた」「学力が安定してきた」など、その効果を表す声が多く上がっている。

　来年度、中学校 1 年生へも拡充されることは喜ばしいことであるが、「 3 学級以上」ではなく、ぜひ小学校 1 ・ 2 年生同様「すべての学校」を対象にしてほしいと思う。

　 全国的に教育予算が減らされ、教育の機会均等が保障されない状況や親の収入や地域による教育格差が広がっている。

　 憲法は等しく教育を受ける権利を保障している。県内すべての児童・生徒に、等しく、健やかな成長と学力を保障することは、保護者・県民の切実な願いである。

　 教育予算を増やし、少人数学級の拡充や複式学級の解消などに努力していただきたく、下記のことを請願する。

　請願項目

　1 ．県内の小学校・中学校・高等学校の 1 学級の人数を、 35 人以下とすること。

　1 ．県内の複式学級を、ただちに解消すること。

　　　平成21年3月3日

　　　佐賀県議会議長　石丸　博　様

　　　　                   請願者 　 唐津市和多田天満町1－1－13(教育会館内）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　唐松「30人学級を実現させる」実行委員会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表　山下聡美
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(署名人数10,073名)

　　　　紹介議員　　 宮崎泰茂、武藤明美