文教厚生常任委員長報告
委員長 桃崎 峰人
文教厚生常任委員長の報告をいたします。
6月17日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案、及び継続審査中の事件につきまして、6月22日及び23日の両日、現地視察を含め委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第37号議案中、本委員会関係分、乙第37号議案及び乙第38号議案、以上3件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって、原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての、主な意見及び要望の概要を申し上げます。
1、九州国際重粒子線がん治療センタープロジェクトの推進においては、特に、肺がんや佐賀県で多い肝がんに対しても、短期間で治療の効果が期待できることから、県民のがん撲滅に寄与すると考える。併せて、患者や家族が支払う多額の治療費についても、軽減が図られるよう努められたい。
との意見が出されました。
次に、所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 保育所整備の今後の見通しと、年間を通じた待機児童の解消に向けた県の取組み
◎ 地方独立行政法人佐賀県立病院好生館の、中期計画を知事専決で認可するに至った経緯と、評価委員会が果たす役割、及び県の救急医療体制のあり方
◎ 介護職員処遇改善交付金事業の課題と、事業終了後の県の対応
◎ 県立福祉施設の民間移譲の現状、及び移譲後の課題
◎ 障害のある方が、地域で安心して生活するために必要な地域の支援体制
◎ 児童生徒の健やかな育成に向けた、小中一貫教育や中高一貫教育の振興
◎ 平成25年度に九州北部四県で開催する全国高等学校総合体育大会に向けた、高校生の競技力向上対策
◎ 市立及び町立の中学校における水泳授業のあり方
などの質疑が行われました。
最後に、2月定例会から引き続き審査中の
1、くらし環境行政について
1、健康福祉行政について
1、教育の振興について
以上3件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、文教厚生常任委員長の報告を終わります。
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