産業常任委員長報告
委員長 吉田欣也
産業常任委員長の報告をいたします。
9月22日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び請願並びに継続
審査中の事件につきまして、9月24日及び27日の両日委員会を開催、24日は台風のため
視察を中止し諸手続きを行い、27日は慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果
について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第34号議案中本委員会関係分、甲第37号議案、
乙第45号議案、乙第47号議案、乙第54号議案、乙第60号議案、以上6件の議案を一括し
て採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請第10号請願「米の投げ売り強要をやめ、食料自給率引き上げを求める請願書」
を採決の結果、全会一致をもって不採択とすべきものと決しました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の概
要を申し上げます。
1.緊急地域雇用特別交付金事業の実施に当たっては、雇用、就業機会の創出に効果が
あがるよう取り組まれたい。
との意見などが出されました。
以上のほか、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げま
す。
◎サテライト会場の設置等による「元気まつり・佐賀21」事業の展開
◎個別店舗対策による中小小売商業の振興
◎企業誘致や新たな地域産業創出による雇用の拡大への取り組み
◎市町村、民間等との連携による戦略性を持った観光振興対策
◎学校給食用米穀の値引き措置廃止に伴う対応
◎佐賀米、園芸、畜産の生産振興対策及び流通対策による農業所得の向上
◎県単独事業による農地流動化推進員等への活動支援
◎農家のニーズに合った中山間地域の農地基盤整備の推進
◎武雄地域の水田の乾田化対策
などの質疑が行われました。
最後に、6月定例会から引き続き審査中の
1.商工労働行政について
1.農林行政について
以上2件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査といたした
い旨、議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、産業常任委員長の報告を終わります。
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